【映画感想】『すずめの戸締まり』
『すずめの戸締まり』、見ました。
新海誠の代表作といえば『君の名は。』があるけど、僕は最近まで見たことがなかったんですよね。
『君の名は。』は当時話題になりすぎて、逆に見てませんでした。
わかる人多いと思うんですけど、期待値が高い状態で見てしまうと、思ってたよりも面白くないっていう白けた現象になるんですよね。
それで、今回の『すずめの戸締まり』もスルーしようかなと思ったんですけど、アマゾンプライムで『君の名は。』が見れるということで、見たんですけど、これがまた面白かった。
で、流れで『すずめの戸締まり』も見ることに。
はい、前置き長かったんですけど、『すずめの戸締まり』の感想書いていきます。
感想
結論から言うと、普通に面白かったな、という感じ。
しかし、『君の名は。』は超えないです。というか『君の名は。』が完璧すぎて、もはや越えられない壁と化してる。
中々タイムリーなテーマだった
今回は“地震”というテーマを直球的に扱っていました。
最近では南海トラフ巨大地震や、都市直下型地震などが危惧されている中でのこのテーマ。
中々考えさせられました。
この作品では地震をミミズとして例えていますが、本来、江戸時代の日本では地震を、地中深くに生息するナマズがのたうち回っていることが原因だと考えられていました。
緊急地震速報(EEW)のアイコンもナマズですしね。
東日本大震災を経験した人にはかなり響いたんじゃないかと思いました。地震のアラートが鳴るシーンは普通に恐怖を感じました。
周りの人たち優しすぎ問題
上映中、ずっと思ってたこと――
「みんな聞き分け良すぎ!」
まじでこれ。
多分異世界転生とかもあっさり受け入れるタイプですね。
正直、これのせいであんま感情移入できなかった。
2時間という限られた上映時間では仕方ないと思うんですけど、あるべき過程を端折りすぎてて、ん?って思うことが多々あった。
以上、『すずめの戸締まり』の感想でした。
絶賛するほどではないけど、普通におもろいって感じ。ただ人におすすめするほどではない。
僕は扉を締めるときに、そこにあったはずの生活の風景が流れるシーンにちょっとぐっと来ました。
終わり