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#15 冬眠から戻ったシマリス

今年の2月は温かい日が多く、雪もほとんどない。前半はそれなりに寒かったが最近では外で庭仕事もできるようになった。

いつもなら土が凍っていて何もできないのに、こんなに陽気がいいとなにか植えたくなってくる。

この辺りでは霜が降りるかもしれないから、5月末まで植物は植えてはいけないと言われていたけど、それも今や昔。

毎年みんな見切り発車をしているが、流石に今は早過ぎる。

そんなことを思いながら庭を眺めると、2月の中旬頃から何かピコピコ動いているものが。

素早いし、岩の間にすぐ入っていくのでもしかしてと思ったらシマリス。

   久しぶりー!!

なのだが今は距離をとって見るだけ。

餌らしきものが何もないのに、こんなに早く出てきて大丈夫?!と思うが、大丈夫かどうかはシマリスの方がよく知っているのだろう。

最初は一匹だったが今は家の回りに二匹いる。

この早起きさんたち、去年エサをやっていたメンバーではなさそう。

冬眠明けでも痩せているふうでもなく、毛並みも良い。それにしても一体何を食べているのだろう。

ひまわりの種を置いておくと知らない間に来て無くなっているが、グレーの大きい方のリスも来るから誰が持っていくのか食べていくのか。

こうやってちょっと覗いてくれるけど、手から餌をとってくれるまでにはまだ時間がかかりそう。

通り掛かりのグレーリスさん
ひまわりの種を見つけた


昨日は気温が10度を超え、今日は雨降りだけど温かく、そりゃみんな起きるわという気候。

餌が少ない時期に走り回っていると、同じく今は餌の少ない猛禽類も空から獲物を狙っていて生存競争はいつも厳しい。

そして誠に勝手ながら、どうかうちのリスさん達は食べないでと思ってしまう。

ついでにうさちゃん達もどうか見逃して、と。

階段の下で一休み
シェルターに利用している様子


毎年春から夏にかけてウサギの繁殖、子育ての後、季節が過ぎるにつれいつもだんだん数が減っていく。


冬の終わりになって今はこの一匹しか見ない。


それも自然の摂理なのだけど、毎日見ているとどうしても愛着が湧いてしまう。


さて、今年はこんな感じで温かいまま一気に春へ向かっていくのか、また雪が降るのか。

いずれにしてもシマリス達のいる季節が始まった!去年は3月中旬だったのに半月早い。


  去年のメンバーにも
     再会できるといいな


  今回も最後まで読んで下さり
     ありがとうございました

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