見出し画像

全員カモ”あなた”も必ずダマされる

「人生を前向きにする7分読書」

こんにちは、koheyです

「行動経済学」という学問はご存知ですか?chatGPTに説明してもらいましょう。

行動経済学
「人がどうやってお金を使ったり、選んだり、決めたりするのか」

を調べる学問だよ

でも普通の経済学とは違って行動経済学では
「人はいつも賢い選び方をするわけじゃない」
と考えているんだ。

例えば、5歳の子どもがスーパーでお菓子を見たときのことを考えてみよう。お母さんが「今日はお菓子は1個だけね」と言っても、2個目や3個目も欲しくなることがあるよね。それは、目の前の「欲しい!」という気持ちが強すぎて、後のことを考えられなくなるからなんだ。

行動経済学では、こういう「人の気持ち」や「クセ」を研究して、どうやったらもっといい選び方ができるのかを考えるんだよ。

もっと分かりやすくすると、行動経済学は
「人がちょっとドジしたり、変な決め方をするのはどうしてかな?」
っていうお話を考えるものなんだ!

すっごく分かりやすい説明ですね(笑)
10秒もかからずに回答してくれましたよ
無料で使えるのでお試しあれ


さて、本題です。
人はだれしも「完璧」ではない
例外はありません

「どうせ騙される」
「騙されているのは脳の仕様だから仕方ない」
と割り切る

「どこまで騙されていいのか」
を線引きすれば
昨日よりも幸せな人生を送れますよ


「もうダマされない!」思考

読書好きの不動産投資家として、
あなたが大失敗しないためのアドバイスを
「行動経済学」の観点から3つ紹介します。

その1 高価なもの=良いもの?

ある観光地のネイティブアメリカンショップのエピソード

店主は、観光シーズン真っ盛りにもかかわらず「ターコイズ」という宝石が
なかなか売れないことが気がかりでした。

そのターコイズは
値段の割に「良質なもの」だった
にも関わらず売れませんでした。

正攻法で「目立つよう陳列する」「店員に積極的に勧めさせる」など試してみましたが、
効果はありませんでした。

店主は、どうしても売りたかったので「ターコイズは全て半額にする」と店員に指示したのですが
間違えて「ターコイズを2倍の価格」
にしてしまいました。

すると、ターコイズが飛ぶように売れたのでした。

「チープな品」
この言葉に良い印象を抱く人は多くありません。

僕たちは「安かろう、悪かろう」
をこれまでの経験から感覚的に理解しているからです。

その反対に
「高価なもの=良いもの」
と判断してしまいます。

これは「知識がない」ときほど、そのように自動的に判断します。

先ほどのエピソード、ほとんどのお客さんは観光客であり、ターコイズの「知識」なんて持ち合わせていません。

その状況で「高価なもの=良いもの」と判断し、2倍の価格・・・・・をつけたにも関わらず、飛ぶようにターコイズが売れたと考えられます。

ここでの教訓

「よく知りもしないのに、高価なものを買ってはいけない」


その2 ”期間”と”数量”が限定されると...

人は「損をしたくない」という思考の影響を強く受けています。

何かを得る時よりも
「同等のものを失う時」
の方が脳が強く反応しているのです。

なぜ、iPhone16の発売日に行列ができるのか?
なぜ、ニューバランスの「M996限定カラー」のスニーカーが欲しくなるのか?
なぜ、吉野家の「牛すき鍋膳」が食べたくなるのか?
なぜ、スターバックスの「ストロベリーフラペチーノ」が飲みたくなるのか?

これらの商品は
「期間限定」「数量限定」
と打ち出すことで、

あなたに
「新型iPhoneがすぐに使えないかもしれない」
「この限定色のM996スニーカーは一生履けないかもしれない」
「この機会を逃せば、牛すき鍋、ストロベリーフラペチーノは来年まで味わえない

あなたが楽しんだり、味わったりする
「チャンスを失うこと


つまり、「損しちゃいますよ」って伝えているのです。

この企業戦略によって「欲しい!」という気持ちが必要以上に刺激されているかもしれません。

そうは言っても、kohey自身ほとんど気にせず

やっぱ冬は「牛すき膳」に限るわ。
ストロベリーフラペチーノ旨すぎ―、1年中飲めるようになったらいいのに。

なんて、楽しんでますが笑

「高い買い物」であればどうでしょうかね?

一度胸に手を当てて、考えてみてください

「限定」に踊らされていませんか?
「チャンスを失うこと」を極端に恐れていませんか?

「大損しないため」の"たったひとつ"の質問

「失敗したとき、死なないか?」

判断に迷ったとき
僕は自分自身に聴いてみます

死=市場からの一発退場

エラそうに語ってみましたが「行動経済学」をどれだけ学んだってどうせ騙される。


「人は必ずダマされる生き物」
"絶対に騙されない"を諦める

「絶対に騙されないぞ!」

ってガッチガチに意気込み、力んで「何もできない」より、失敗しても、騙されていたとしても死なないから「やってみようか」の方が僕は好きです。

最後にお節介ですが、アドバイスをもうひとつ

「それ、自分で調べましたか?」


書籍紹介

影響力の武器 著者:ロバート・B・チャルディーニ

この本からkoheyがインスピレーションを受け執筆したnoteはいかがでしたか?
今回紹介した「行動経済学」は、ほんとに一部だけです
こちらの本では
「返報性」「好意」「社会的証明」「権威」「希少性」「一貫性」「一体性」etc…
など様々な人の思考やクセを学ぶことができます

くれぐれも「悪用厳禁」ですよ

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集