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絵本 『じいさんとばあさん』

はじめに

 この作品に興味をもってくださったみなさん、ありがとうございます。この話は性格が正反対の老夫婦、じいさんとばあさんの日常を描いたものです。当たり前の日常が当たり前ではなくなる時、大切な人の存在に気付くでしょう。みなさんの大切な人は誰ですか?

『じいさんとばあさん』

 
おわり

作者より

 最後まで見ていただきありがとうございました。この話は私の祖父母の日常を描いたものです。私の実家のすぐ隣が祖父母の家なので、毎日祖父母のやりとりを見てきました。小さい頃からお世話になっていたので、何かできることはないかな?と思い、絵本を描いてみました。(高価なプレゼントはもったいないと言って遠慮する二人なので、こういう形で感謝を伝えるのも新鮮でいいかなと(^^)/)。二人にもこの話を見せました。自分たちの顔や性格を見て、「そっくりじゃないか!」と笑ってくれました。表紙の部分を印刷してプレゼントすると、ファイルに入れて大切に保管してくれていました。うれしかったです。 
 祖母が入院をした時に、心配をして夜も眠れない祖父の姿を見た時に、当たり前の日常が急になくなることのさみしさや不安を感じました。大切な人の存在がいつの間にか当たり前になっていたことに、年をとってやっと気づく…。いつも喧嘩ばかりしているけど、話し相手がいて、切磋琢磨できる相手がいて、刺激を与えてもらえる相手がいて…。それは幸せなことであり、日常にあふれていることを、みなさんにも伝えたいなと思い、実話をもとにしてこの話を描きました。


水を運ぶじいさん


気楽なばあさん


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