「権威主義」の危険さ
該当する人があまりに多いのでヘイトを食らうであろう事実。
上下のアイコンで判断し、ロジックが無い、一貫性の無い人達。
主体性が無いというのは殆どの犯罪者の特徴と一致するだろう。
いわゆる「透明な存在」という少年Aと同じ「無責任論者」である。
故にメチャクチャ危険な思考パターンだが、
日本人は既に「これ」だ。
上手く表した童話で「裸の王様」がというのある。
大人達は王様は偉いので「視えない服を着ているはずだ」と思い込む。
またそれを子供が「王様は裸だ!」と言えば、
「子供は愚かだから視えないのだ」と思い込む。
要は「王様は正しく、子供は間違っていなければならない」と。
こういう思考の人が極端に増えたせいで、今の日本があるワケだ。
新聞は正しい、NHKは正しい、国連は正義、WHOは善意、
中国ロシアは敵で、西側・米国は常に正義。
「それを信じる自分は正義」
「否定するのは狂人、悪人」
現在ではほぼ9割がこうなってると。
思考停止で知識としての是非判断により、ロジックが無い。
誰かが根拠を示して説明しても、権威化されなきゃ理解できない。
因果が読めず、事象をデジタルな記号として判断する。
一から百までソースを求め、そのソースの真偽も想定しない。
自分ではなく、「誰が言ったか?」で判断する。
AとBの紐づけを出来ず「何故そうなのか?」を理解しないと。
権威化したアイコンを鵜呑みにし、
権威化されない仮説・ロジックを否定する。
鵜呑みと拒絶、力学による「上か下か」で是非を決定するワケだ。
フラクタルなアナログじゃなく、パターンとして受け止める。
プログラム言語の様な思考をすると。
創意工夫の「スタンドバトル」の場合、どんな弱くても逆転できるが、
権威主義は「戦闘力バトル」なので数値が上なら強いのだ。
数値が上なら正しいのだ。
これにより、アイコン化した是非を鵜呑みにし、
刷り込んだデジタル判定を日常に持ち込むのが権威主義者である。
どーでもいい日常生活に上下関係が発生し、理不尽が起きる。
「大人は正しく子供は愚か」
「男より女は愚か」
年齢、学歴、地元、暴力、権力、見た目、性別、声量、人脈・・
便利な刷り込みを得て、これにより自分の都合のいいポジションを設定し、
それを崩されると怒り狂うと。
「上に逆らう下は許せない」「プライドが許さない」。
これ実際、幼児に拒絶された変質者の思考なんで、
ハッキリ言って権威主義者は突然変質者に豹変すると断言できる。
下位認定したターゲットは権威化するまで永久に全否定され続けるハズだ。
優秀な弱者は許せない、それが虐待や虐めを生むと。
こうなると下剋上、突き上げは至難の業だ。
どんなに優秀であっても、力学が前提となり浮上できない。
見た目、年齢、金持ちや人脈、家柄で全部決定されてしまうからだ。
これで口の上手い詐欺師や暴力的な人種に誰もが対処できなくなるのだ。
いかなる正論も一切聞く耳を持たれない、議論不能。
何故ならポジションによって「先に結果が出てる」からだ。
こういうのはフラットなHSPなら散々経験した筈。
会話が成立しないので、逃げ出す以外にないと。
惨めなマウント合戦に参加しなければ、弱者として潰されるのだ。
ハッキリ言ってアニマルだ。
聞きかじりだが、キングダムの桓齮将軍は中央値を嫌っているらしい。
鵜呑みと拒絶の暗記脳である権威主義者は「心が無い」。
常に上には従順であり、下を弾圧する。
支配者には羊であり、奴隷にはオオカミになるからだろう。
多くの邪悪な犯罪は、無責任論者の中央値が原因になっている。
彼等の責任はいつだって自分ではなく、上か下にあるからだ。
責任が上か下に集中していき、いずれどこかでパンクする。
個人がその他大勢の責任を一人で負える訳が無いからだ。
その負担が集中した人間は常に脱落していくシステムだ。
やがては楽をしたい中間層だけが誰も責任を負う事なく残るだろう。
そして社会は崩壊する。
彼等は上か下かで手のひらを返し続け、一貫性も無く演じるだけ。
場当たりの詭弁とダブスタを繰り返し、誰かに責任を押し付ける。
法という権威が無くなった瞬間、彼等は判断力を喪失し、
おそらく本性を現すだろう。
力学主導の彼等の秩序は「内面には存在しない」という事。
全ては権威が決めるのだ。
扇動者に悪とラベリングされた瞬間、どんな聖人も悪魔にされる。
誰も何も考えず、その責任は負わないだろう。
みな権威に従っただけであり自分の責任は無く、反省すらしない筈だ。
「上か」「下か」で全ては決まる。
勇気をもって戦ってる人を「独裁者」とか言わないで欲しい。
自分をそこに代入した時、同じ重責を負いきれるのか想像すれば判る。
本当ならみんな「真ん中がいい」。
リスクを負わず、無難にやり過ごしたい筈だ。
そういう話。