ジェンダー単元 復習

●講義を終えて

個人的にはタイムリーで、より身近な話題だったからこそ、しっかり理解していなかったことや全く知らなかったことなどを再発見できたなと感じた。
特に女子サッカー問題やアメリカの大学入学の優遇についての問題などの、海外で起こっている・起こっていたものに関しては、自分の知識や興味の範疇に無かったため、ここで触れるまでは全くと言っていいほど知らなかったし、調べようともしなかった。

特権とは、辞書的な意味で言うのであれば「特定の権利や権能」となるのであろうが、ここでは「自らが既に持っているもので、自ら手にしたものでは無い・他者から受け継いだりしたものが多い」という意味になってくる。
動画を見ながら自分に特権がいくつあるかを数えてみると、6/8と所謂「特権スコアが高い人間」である事が分かった。薄々そうなんだろうと感じていたため、この事に関しての衝撃は少なかったが、確かにこの特権の中で自分自身が直接手にしたものはないなと気づくことができた。




●生まれた疑問

人種や性別により、どちらか一方を優遇してその場しのぎをするくらいなら、土台(スタート)をすべて同じにして、どんな人でも公平に機会を与えるようにするべきなのではないか。
蔑ろにするのはもちろん差別だが、逆に優遇しすぎるのも差別に値する。一旦、人種とか性別とか、そういったややこしい事は頭の隅に置いてしまって「人間」というカテゴリーのみで基盤を決めてしまえば良いはずなのにそうしないのはなぜ?

そもそもなぜ特権があるのか。人を雇うにも仲良くするのにも、特権だとかややこしい事全て抜きにして、その人自身を見れば自ずと有能か否か・一緒にいて楽しいか否かなんて分かるはず。
そうできないのはなぜか。社会がそう単純なものでは無いことは分かるが、なぜ「みんな違ってみんな良い」とはならない?私の頭がお花畑なだけ?



●個人的な反省点

・緊張しすぎたこと
・頭の中の整理もつけずに見切り発車で発言し、結局モヤモヤを解消できずに単元終了まで悩み続けたこと。冷静になれなかったこと
・周りの人に自分から話しかけられなかったこと



●おわりに

人の話を聞きながら、自分の中での疑問を反芻して空想を広げていくタイプ+やや自己解決型のため、講義中もほかのチーム発表の時も疑問を絶えず頭の中に思い浮かべては、自分の解釈で解決していた。しかし、それでも解決できずモヤモヤしていた疑問があったため、この復習記事にはそれらを中心に挙げている。

この講義を受講しなければ分からなかった事実や、考えもつかなかった疑問などを発掘できたので、とても満足している。今回に関しては、割と迷走しすぎた気もするが、全体的に見てかなり有意義な時間だったと感じている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?