見出し画像

本願寺の飛雲閣 南方の海の彼方からもたらされた、蛇の目模様の床柱

[飛雲閣/ひうんかく]
茶室「憶昔(いくじゃく)」 の「蛇目(じゃのめ)模様の床柱」

こんなものを柱に使うなんて?!
 「憶昔(いくじゃく)」は、茶室として建てられたので、客人を「お・も・て・な・し」するための工夫がなされています。その一つが床の間の柱です。ここには、一風変わった木が使われています。それは表面がデコボコした蛇の目文様の木です。南方の海の彼方からもたらされた柱に、客人はきっと驚いたことでしょう。(岡村喜史)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?