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1番人気について~part1~

こちらは2020年から2024年6月現在の1番人気の成績になります。
1番人気の勝率が約33%、連対率が約50%、複勝率が約64%
これはみなさんなんとなくご存じの通りだと思いますが、実はたった1つフィルターをかけるだけでずいぶん違う数字になります。
1番人気の取捨選択は馬券を買うにあたりとても重要なことですので、今回は簡単なフィルター1つでどのような結果になるのか見ていきたいと思います。


オッズ別成績

まずはオッズ別に見てみましょう。
同じ1番人気でも当然オッズは異なります。

これを見ると平均値は2倍台の1番人気と同等になりますね。
2倍を切ってくると当然成績は上昇し、3連系の馬券を買う方は外しにくい条件になりますね。
逆に4倍以上になると勝率は半減し、回収率も落ち込むので1番人気でも外しやすくなりますね。

次に複勝人気と複勝オッズです。
単勝が1番人気でも複勝で1番人気とは限りません。
複勝人気に着目するとまた信頼度が変わってきますね。
また複勝オッズが1.2倍以上になると1番人気の平均値を下回ってきますので注目してみて下さい。

クラス別

続いて、クラス別条件別の成績になります。

単純にクラスが上がって条件戦になるにつれて1番人気の信頼度が落ちていきますね。
ただし、G2G1となるとまた成績が上がっていきます。
能力差が生じやすい新馬未勝利や圧倒的に強い馬が存在しやすいG1などが信頼しやすく、同等の能力の馬が集まりやすい条件戦がやはり混戦になるようですね。
条件戦の場合は少し違う意味合いもありそうですが…。
この辺はまた今度深堀出来ればと思います。
またハンデ戦は大方の予想通り信頼度は低いですね。

馬体重・斤量別

続いて馬体重、斤量別の成績になります。
競馬は基本的に馬体重が重めのほうが競り合いにも強く有利になりやすいですが、大差はないもののそのままの結果になっていますね。
400㎏未満の馬は母数が少ないので今後どうなるか何とも言えませんが…もしかしたらそれだけ小さな馬でも人気するのは能力が抜けてる可能性はありますね。
斤量も大きな差はないですが、斤量は能力差とも言えますので最軽量と最重量の成績差は大きくなりますね。

頭数別・馬場別

続いて頭数別の成績になります。
これはごく当然のことかもしれませんが、1番人気の馬は1番強いと思われている馬であることが多いです。
そのため紛れの少ない少頭数のほうが実力を発揮しやすく好成績をあげています。
頭数が増えるにつれてほぼ綺麗に成績が落ちていますね。
馬場別に見ると芝は馬場が悪くなるほど成績が著しく低下するのに対して、ダートでは大差がないのが面白い所ですね。

前走結果

1番人気になる理由として前走好走したかどうかも1つの要因になると思います。今回は前走着順、着差、人気を掲載します。

前走着順が良いほど、前走着差を付けて勝つほど、着差が小さく負けるほど、人気が高かったほど成績が良い!当たり前と言えば当たり前ですが。
ただし今回は昇級、同級、下級のすべてを一括りにしているのでこのような数字となりました。もう少し深堀するとまた違う結果になりますね。

ちなみにこちらが1番人気の今走脚質と前走脚質になります。
前走脚質はそこまで関係ありませんが、1番人気でも中団から後方になりそうな馬は頭で買うのに勇気がいりますね。

場所・距離・コース

競馬場別で大きな差はありませんが、福島での勝率が良くないですね。
ここは掘れば面白いのが出てきそうです。
距離別に見ると、やはり紛れの起こりやすい短距離よりも長距離のほうが1番人気の信頼度は増しますね。

一応コース別も載せておきますのでご参考までに。

騎手別

こちらは1番人気での騎乗機会が50回を超えた騎手別に勝率順に並べてありますのでご覧ください。

調教師別

こちらは1番人気での出走機会が50回を超えた調教師別に勝率順に並べてありますのでご覧ください。

馬主別

こちらは1番人気での出走機会が50回を超えた馬主別に勝率順に並べてありますのでご覧ください。

今回は以上になります。
ここにさらにもう一つフィルターを加えたり、色々組み合わせると面白い結果が出たりするのでまたの機会に。

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