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ヨシムの法令集 2024

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一級建築士学科「法規」の試験対策として、建築基準法令集を読みやすくする「マーカー」と「ポイント解説」をしています。単元ごとの記事をマガジンとしてまとめたものです。
最新版は年明けに順次記事を公開する予定ですが、時期が未定のため、過去の法令集にご興味のある方はどう…
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2024年5月の記事一覧

【法令集2024】構造強度

令36条の構造強度は、構造耐力(別掲)及び構造計算(別掲)により、「守るべき規定」と「守らなくてよい規定」が決まる。法令文通りでも「誤った選択肢」になりうるため、要注意。 【ヨシム メモ】 36条以降の構造の仕様規定は「マーカー必須」です。「守るべき規定」と「守らなくてよい規定」を明快に色分けして、該当法文を見つけた時点で解答が出るようにしましょう。 【ヨシム メモ】 36条1項は、高さ60m超えの超高層建築物が守るべき規定です。橙色で囲った法文をまとめて「耐久性等関係規

【法令集2024】一般構造

一般構造は、出題頻度が高い「換気設備」の設置条件をしっかりケア。「採光、石綿、階段(傾斜路)」は計算問題が出題されるため、長文を短時間で読めるよう工夫したい。 【ヨシム メモ】 28条1項は、「採光」です。政令がメインとなります。今年の法文改正で「住宅1/7」は政令文(令19条)に記載されました。 【ヨシム メモ】 28条2項、3項は、「換気」です。両項の脚注は同じ令20条の2です。後掲の政令文をしっかり読めるようにしておきましょう。

【法令集2024】既存建築物の制限緩和

既存建築物に「増築等」をする場合、既存を❶現行法とするか、❷現行法としなくてもよいか。これが問題の傾向と対策。政令で定める範囲内の「増築等」は、現行法としなくてよい。 【ヨシム メモ】 3条と86条の7について、ヨシムは、緑のマーカーが、❶現行法とする、橙のマーカーが、❷現行法としなくてよい、としています。色で整理すると法令文が大変読みやすくなります。 【ヨシム メモ】 86条の7の1項と2項の法令文の違いを明快にしておきましょう。 1項は、既存は全て、現行法としなくてよ

【法令集2024】罰則

罰則は基準法と士法の2つ。問いがどちらであるかを素早く見極めることが重要。また、罰則規定が「条数・項数」で書かれており読みにくい。いかに早く当該条文を見つけられるかがカギ! 【ヨシム メモ】 ヨシムは、98条2項に黄色のベタ塗りを施し、1項の号数と連動させて読みやすくしています。 【ヨシム メモ】 ヨシムは、99条2項に黄色のベタ塗りを施し、1項の号数と連動させて読みやすくしています。

【法令集2024】高齢者障害者円滑化促進法(バリアフリー法)

関係法令をゲットしてこそ法規30点満点に繋がる!過去問のアンダーラインは必須。特に重要な法文にヨシムメモあり。 【ヨシム メモ】 2条十八号、十九号、二十号は、政令にジャンプできるようにしましょう。 【ヨシム メモ】 14条1項は、義務基準です。「2,000㎡以上の特別特定建築物」は建築物移動等円滑化基準に適合させなければなりません。橙色の枠で囲んだ、3つの条文を比較できるようにしましょう。 【ヨシム メモ】 14条5項は、努力基準です。「特別特定建築物」は建築物移動等