塔ノ岳(1491m)

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2017年7月。なんだったか理由はわからないけど、アクティブに山登ったり自転車をやってたウブさんに声をかけて山に連れて行ってもらった。
その前の年だったかに知人が初めて富士山登るっていうんで興奮気味にいろいろとギアを揃えてた話を聞いてたのもあったかもしれない。高尾山は2〜3年に1度くらい登ってたけど途中までリフトやロープウェイだったし、ちゃんと登るの十数年ぶり。

ウブさんは学生時代のサークルの後輩で尊敬するミュージシャンでもある。が、当時は山に登ってなかったはずだ。で、私はというとその頃に群馬県の子持山(1296m)というところに登ったのが最後。そのときの山頂での達成感が印象深く残っていたのだ。

山に登るにあたってどんな服装で行ったらいいかウブさんに聞いたところ、その頃に出たばかりのユニクロの「ブロックテックパーカー」を買えと言われたのでその通りにした。通販でトレランシューズを買い、下は家にあるもので揃えて行ったが、ウブさんと合流するなり早々にダメ出しされて短パンとタイツを借りる。

塔ノ岳は稜線歩きが有名だが、この日は雨が酷くて霧がかって5m先も見えないくらいの視界の悪さ。そして4時間超えの行程はすぐに膝が曲がらなくなり、下山時には右足が文字通り棒になる。左足を軸に、両手で右膝を抱えながら歩くといった感じ。ウブさんがボルタレンのゲルを持ってきていたので、10分おきに塗り込んでなんとか下山。長年の運動不足を痛感する山行となった。

終始展望も悪く、ただただ辛い久しぶりの山登りだったけれど、なぜかまた行ってみたいと思った。そして、数日後にフジロックに行った際、1日中雨にやられたこともあって、とりあえず雨具とザックと靴をちゃんと揃えようと思ったのだ。

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