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ビックカメラの配送の人、本当にありがとうございました(感涙) ナショナル冷蔵庫25歳で引退。痛恨のミスで忸怩たる思い ほんとにごめんね って記事を上げようとしたその時

いろいろあった午後、気を取り直して庭に出て、玉竜の実を摘んでガラス瓶に。つやつやとした青い玉。
緑の細葉に埋もれた地上2㎝。降り立たって、そこにあるとわかっていなければわからないラピスラズリのその美しさをガラス瓶に入れて。


今日はビックカメラで先日購入した、冷蔵庫と電子レンジが到着した。
25年間、本当によく働いてくれたナショナル冷蔵庫君。ここ2年ほど、夏場はぜーぜーと頑張ってる感が見て取れた。プラスチック部分が欠けたり、パッキンがはがれかけて、結露したり。
でも息子よりも早く我が家に来て、息子よりずっと私の毎日を見届けてくれた。
調子の悪い夏も、そろそろ買い替える?という話題が出ると持ち直し、なんの問題もなく今日まで務めてくれた。
彼は言葉がわかるとわたしは信じている。

今日は朝早く、空腹で目が覚め、野菜室の白菜やらトマトやらキノコやらを使ってスープを2人分作り、野菜室に残った青梗菜、大根、ニンジン、ジャガイモ、キノコ類、隣の畑からもらったシークワーサー。
きれいに庫内を洗い拭き清めて、午後の引き取りまで時間があるので、丁寧に元に戻したのがいけなかった。

冷蔵庫の搬入は、事前の電話もあり、夫が用意した大型クーラーボックス詰めていった。私は同時に購入した電子レンジのため旧レンジ氏をはずし、
冷蔵庫君の動かされた後の掃除をし、手際よくコトは済んでしまった。

今回の冷蔵庫購入の決め手は、野菜室が冷凍室より上にあること。
さあ、野菜を入れようとしたときに、野菜がない。
夫は、私が朝一度野菜を出した様子を見て、もうカラだと思って、引き渡し時に野菜室を確認せずに引き渡してしまったというのだ。

私はしばらく立ち上がることができなかった。

同じ空間にいたのに、
夫が野菜室を開けずに野菜を出さないなんて思ってもみなかった。
完全にコミュニケーション不全からくる過失。
夫に対する怒りは1ミリもないが、野菜に対する未練はぬぐい切れない。

新しい冷蔵庫のよそよそしさと、リサイクル現場まで私のセレクトした野菜を抱えていったナショナル冷蔵庫25歳の君への思いは複雑。

ごめんね。めんどうかけて。


と、今投稿しようとしたら、玄関のチャイム。
昼にてきぱきと配送してくれた方が、電子レンジの段ボールに入れて届けてくれました。
こんなに泣けるなんて。ギブとかテイクとか言っている自分が恥ずかしい。

2024ちゃんとがんばろう(泣)



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