招魂祭は日本の心

令和6年元旦 靖國神社の様子をお届けします。
妻と娘と昇殿参拝し、靖國神社勉強会で得た知識で知ったか振りしました。

招魂斎庭は、訪れる人もなく静かに拝礼することが出来ました。

遊就館では、御羽車と招魂祭の説明をして実況放送にしばし聴き入りました。

招魂祭こそ義務教育にて学ぶべきものと強く感じます。
展示している招魂祭は、明治天皇の差し向けた御料車である「御羽車」に載せられた英霊が遺族の見守る中を神職により本殿まで運ばれ「祀る」儀式です。真夜中、灯籠が消され軍楽隊の演奏する曲は「水ずく屍」、日本放送協会がその録音の実況中継を終戦まで放送していたそうです。

さぞかし、国民の涙を誘ったことでしょう!

「馬」「犬」「鳩」までも「祀る」日本という国は、生命を如何に大切にして来たかの証です。
「国のために殉じた霊を祀る」のは世界で日本が初めて行ったことです。

国民は家族、家族のために尊い命を捧げた、その霊を国民皆で「祀る」儀式です。その家長、明治天皇の思召により創立された靖國神社、祭神に報いる為に我々は何をすべきなのか?なぜ祭神は尊い命を捧げざるを得なかったのか?深く考えるべきだと思います。

人は食べなければ生きられません。私は自動車製造業から得た給与で生きて来ました。お百姓さん、漁師さんが自動車と交換してくれたから食べて来られました。今朝頂いた、お節料理は日本で作られた食材を工夫して美味しく料理されたものです。
その原点を決して忘れてはならないと思います。
それを無くす危険は避けるべきです。
それは失ってからでは取り返せません。

祭神は、それを護る為に命を捧げてくれたと思うのです。

境内には屋台が沢山ありましたが、「綿菓子」が「コットンキャンディ」となっていたのは大変異常な光景でした。

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