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自問自答ファッション教室レポ!

 えいやと申し込んだ自問自答ファッション教室、受講してきました✌️
 記事の画像は受講の場所じゃないので安心してください。わたしがコンセプト活動で訪れたい場所のイメージです。

 きっかけ

 以前イメコン沼にどっぷり+ストレス発散で服を買ってしまっていたので、クローゼットに服の山が出来ていました…👗
 なのに「今日着る服がない」状態。派手すぎたりTPOに合わなかったりするんですよね。
 契機は、転勤に伴う引っ越し。
 まず、服をはじめとした荷物が多すぎて荷造りが終わらない。荷造りで寝不足のまま引越しを終え、新生活をスタートしたら仕事に忙殺され、なんとまともに荷解きをする時間もない。
 部屋には服が入ったダンボールが積み重なり、ようやく服を引っ張り出したらしわになってて着るまでが面倒!
 ダンボールが邪魔すぎて荷解きも掃除も趣味もできない、というか普通の生活が送れない📦📦📦これが2ヶ月続きました。
 
ま〜〜〜じでこの状況どう思います!?わたしは愚かだと思います…
 その頃Twitterのイメコン界隈で『1年3セットの服で生きる』が流れてきた。なんて過激なスタイリストなんだ…(すみません)でもイメコン界隈でも評判いいしな…と恐る恐る読み、そしてするするとハマりました。「この状況からでもなれるミニマリストがあるんですか!?」でした。
 服を選び抜けば毎日服に悩むこともないし管理も楽、なによりこのダンボールの城から抜け出せる!わたしは早くまともな人間の生活を送りたかった。
 そして1年かけて年間7セットまで絞ったところで、受講に至りました。
「制服化出来てるなら受講しなくてもいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、正直言うとダンボールたちとのルームシェア📦を終わらせるために制服化を急ピッチで進めたところがあり、7セットに何点の評価を付ける?と聞かれると60点くらい。満足できてないんです。

 これから受講する予定の方へ

 自己分析を進めてから行くのを強くおすすめします!
 今回受講する前に「取り繕わずに正直に行こう!」と気合いを入れていたので、自分の分析はかなり進めていました。

 いざ受講

 受講者はわたし含めて5名。年齢もファッションのジャンルもバラバラ💂🏻🕵🏻‍♀️👩‍🎤👰🏼‍♀️🧚🏻‍♀️
 そして考えてることも全然違う!
 「制服化してどんな気分になりたいか」という質問にさえバラバラの回答。わたしはイメコンを通して似合う服を着た時の高揚感を覚えたこともあり 「服を着るたびに、『似合う!わたし最高!(PDアバンギャルドなのでシャープな感じ)』という特別感を味わいたい」 と回答。
 三種の神器など基本的な所は理解したつもりになっていたけど、直接聞くとまた違う味がある上にひたすら面白い。あきやさんの百貨店勤務時代のエピソードを組み込んだ話がいくつかあり、より解像度が上がって分かりやすかったです。 50足のヒールを準備した話が大好き👠
 そして講座の肝ともいえるコンセプト作り!
 ここでまさかの一悶着があった。

 わたしの旧コンセプト

 自問自答ファッションでは「軸となるコンセプトを作って、それに見合った服を選びましょう、コンセプトに合った活動もしましょう」という取り組みがあります☝️著書でも推奨されてます。
 あきやさんから毎週5億円を送金してもらい、世界もあきやさんが平和にした状況で『それでもやりたいこと』を聞かれます。平和なので闇取引と疑われて口座凍結されることもない✌️しかしこの話を直に聞くと宗教に足を突っ込んだ気分になっておもろい。宗教じゃないから安心してください。
 わたしは以前『上品で妖精のような、なぜか気になる◯◯の女性』というコンセプトを作って服を選んでました。
 『上品』は「きちんとした場所にも行ける人になりたい」『妖精』というのは「可愛いものが好き、小柄な特徴を活かしたい」などなど。◯◯はリアル職業が入るので内緒です☺️
 結論、旧コンセプトにどんな欲望を詰めたのかというと、「今の仕事は適職だけど、もっと役職を上げて、見たことのない風景が見たい、使いっ走りで終わってたまるか」です。
 『なぜか気になる』『女性』は何かというと「保守的な業界だからお淑やかさをアピールして、ついでに自分に興味を持たせて職場に協力者を増やせば動きやすくなる」という意味合い。コンセプトを端的に表すなら、出世欲と、保守的な業界に馴染みきれない自分のコンプレックスでした。仕事内容は大好きだけど、業界の体質が肌に合わないんですね。
 今振り返ると考え方が浅はか過ぎない?というか色んな方面に喧嘩売ってない?という感じですね。不快に思われた方がいたらすみません。

 案の定、あきやさんに突っ込まれる

 コンセプトを決める段階になり、矢の如く質問が降ってきます。
 自己分析を進めてから受講に臨めばスムーズに打ち返せま〜す✌️

 そこで、「『かっこいい』ってどう思いますか?」という質問が。

 保守派に取り入りたい女性のわたしとしては違和感しかない単語。
 優しそうとか、堅実とか、わたしはそういう風に見られたい。自分の野心のために。
 「かっこいい、は不要だと思ってます」と回答すると、あきやさんから
 「んっ?本当ですか?」
 「さっきシャープな感じにすると似合うから気分が上がるってお話ありましたよね」とストップがかかりました。

 …それは…そうだよな…?あれ?

早速矛盾点が
 

 
 気を取り直して続けようと思っても、一度自分を疑ってしまうと足元がぐらついてくる。
 そしてその後もあきやさんの「おっ!その心は?」という疑問の言葉が向けられる…それ言われてたのわたしが一番多くない!?(※あきやさんは終始優しいです)
 受講者の中でわたしが一番ぐらぐらしていたと思う。事前に自己分析やってきました✌️というのは一体何だったのか。全然出来てないやろが!!
 いや、わたしはコンサバティブに見せたいんだよ…だからシャープな服も買ってないし…
 じゃあなんで制服の評価が60点なの?

 そうやって自分自身を絞りきっている時に「好きな人は誰ですか?」と聞かれ、真っ先に降ってきたのが『大槻ケンヂ』。
 コンセプトに『上品』とか『女性らしさ』を入れてたのに大槻ケンヂ!?どうやっても大槻ケンヂとは混ぜられないと思うんですけど😫シルクの特攻服でも着るのか?インドカレー食べればいいの?😫

大槻ケンヂさん、こんな感じです




 臭い物に蓋をした状態で講座が終わるほど自問自答ファッションは安くありません🥺
 最終的にわたしは『保守派でお淑やかそうな仮面を被って振る舞う』か『活動的に価値観の解放を目指す』か選ぶことになり、この2つを闘わせた結果、
 活動的でラグジュアリーで自分が好き!いろんな価値観を広める見識のあるジャーナリスト
が爆誕しました🎂


 もうちょっと暇そうなコンセプトに落ち着かせようとしたけど、そうは問屋が卸さなかった。
 そして旧コンセプトと全然違いますね。旧は他人軸がメインだったところが教室では自分軸になってる。

 ちなみに心の中のYAZAWA的ポジションは大槻ケンヂさんではなく幾原邦彦さんになりました。私も何かしらを革命したりする力が欲しい(ふにゃふにゃ)欲望だけは手放さない自信がある。

 教室おすすめポイント

 教室と、自宅でひっそりコンセプトを考えることの大きな違いは、教室では誤魔化しがきかないこと。
 わたしは何かと楽をしたがる癖があるので「見たくないものが見えてきたからとりあえずこれでいいや(無意識)」となりがちなんですが、それが通用しません。あきやさんが笑顔でドリル👷‍♀️を渡してきます。すると自分でもずっと気づいていなかった本音がヌルンと出てくる。
 
受講者が複数いるのもいいですね。みなさんそれぞれ欲望があり、そしてそれぞれの悩みも垣間見えた気がします(当然ですがここでは伏せます)。自分お洒落じゃないから参加しづらい…という方、安心して参加しましょう。自分自身の掘り下げで忙しいので、他の受講者をまじまじと見る暇がありません。

 あと、糖衣は一旦家に置いてきて正露丸で勝負した方が絶対にいい!!
 と言ってもわたし自身にも糖衣が残っていた。
 「洞窟にも美術館にも行ける靴が欲しい」と言いましたがあれは若干嘘です。本当は洞窟よりもっと混沌とした場所へ行きたいし、美術館よりも緊張しそうな「この料亭で銃の悪魔の今後の運用方法を決めます」みたいなフォーマルな会議にも出たい!(フォーマル?)
 ニュアンスはあきやさんに伝わったのでヨシ!

 あとはなんといってもおすすめブランドピックアップ!
 
あきやさんがピックアップしたブランドに試着に行ったらこれがまた『当たる』んです。今のところ5店舗行ったけど欲しいアイテムが必ず見つかる。
 正直イメコン診断でこの類のサービスはヒットしたことがなかったんですが、これはイメコンのアナリストの問題ではなく、私の内面とファッションのすり合わせに問題があったんだろうな。コンセプト作りで冷や汗をかいた甲斐がありました。

 今後の課題は
  妄想クローゼット作り
  試着(特に靴)と服の記録
  ちまちまnoteをしたためる
  冬服についての論文

です!
  
 余談ですが、開始20分前にすれ違ったあきやさんのオーラがすごかった。
 ハイヒールを履いてるようなシャキっとした姿勢だったな。
 ああいうオーラを放つ人になりたいな〜


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