俺の頭脳の役割
俺は『大事なこと』に気付くのが人より遅いが、
考えていればいずれ気付く。
俺のこの頭脳は、そのためにあるのかと思ってしまう。
つまり、人がもう既に知っている、分かっている『大事なこと』を
俺は脳みそが無ければ気付くことができないから
俺にはわざわざ、結構重要な骨で囲まれたこの頭脳が与えられたのか?
と思うのである。
そしたら、とっくの昔に『大事なこと』に気付いている人は、
何のためにその頭脳を使うのだろう?
きっと、知ったら後悔するぐらい楽しいことに費やしているのかも。
人のことがとてもうらやましく見える時、
自分のことがとてもみじめに思われる時、
俺はそんなことを思っている。
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