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新緑色のステディー:Jialai愛が止まらない

こんにちは。あら50りっぷです。

以前レビューしたボクのお気に入りのリケーブル線材、Jialaiシリーズですが、2023年に新色が発売されることになりました。改めて簡単にレビューしてみようと思います。

このJialaiケーブルを国内で入手しようとするとAmazonでの購入に限られますが、残念ながら円安の影響を受けて価格が高騰しているため適正価格での購入が難しくなっています。そこでAliExpressのセール期間をうまく利用することで、1本2,000円以下、場合によっては2本で3,000円程度で購入することができるようになります。中国から日本に届くまでに数週間から1ヶ月くらいかかる場合もありますが、ボクもいつもこの方法で購入しています。

新緑と陽光の最高に美しい季節が来ました

Jialaiシリーズは比較的安価な価格設定でありながら、めずらしい布巻き仕様の高品質ケーブルです。線材自体も柔らかいので取り回しが良く、外出時に持ち歩く場合でも布皮膜によって紫外線の影響を受けにくく、耐久性にも優れています。実際に2年以上使いつづけた経験で言えば、布被膜の強度は大したもので、毛羽立ちも起こりにくく、もちろん断線が起きることもありませんでした。

コネクタは標準の0.78mm 2ピン(差込みタイプ)以外にもmmcx、QDCからも選ぶことができ、プラグもシングルエンドの3.5mmのほかに、バランス接続用の2.5mm、4.4mmなども用意されています。

落ち着いた色合いの2023新色グリーン

シリーズの3タイプのうち、JLY3(2022まではJLY2)銀メッキ線には高音域を明瞭にする効果があり、低域も痩せさせることなくキリッと際立たせてくれます。もともとリケーブルした効果がわかりやすい部類のケーブルですが、それだけにイヤホンによっては相性問題が起きる可能性もあります。

例えばJLY2のような銀メッキケーブルの場合、もともと高音域がカリカリの多ドライバー機との組み合わせでは、ちょっとソリッドになりすぎて刺さってしまうこともありました。なのでどちらかといえば、1DDモデルなどと組み合わせて高音域を少し明瞭にしたりするのに向いていると思います。

ボクが数あるケーブルの中からついJialaiシリーズを選んでしまう最大の理由は、なんといっても音質面の効果がわかりやすくて、期待を裏切らないところでしょう。

高音域を華やかにしたいときには、銀メッキ線のJLY3を合わせれば間違いないし、全音域の音圧を底上げしてスピードとキレを増したいときには、純銅+銀メッキ線のJLH3を選べばいい、という具合です。そしてほぼ思った通りの効果が得られるのがJialaiの素晴らしいところです。

光を反射するととてもキレイなZVXのボディー

今回新たに購入した1DDモデルのZVX用に、Jialai JLY3を用意してみました。カラーは2023年のカラバリで追加されたグリーンです。ZVXはバランスの良い分解能と解像度を持ったKZ新型のDDを搭載していますが、BAハイブリッドモデルのクリアな音と比べれば高音域はやや優しい響きを持っています。そこで銀メッキ線と組み合わせることでその高音域のベールをもう一膜剥がして、カリカリにしてしまおうという魂胆です。

今回もJialai JLY3は期待を裏切らない効果を発揮してくれ、想像通りのカリカリ寒色のヌケの良い高域を実現してくれました。低音域のベース、サブベースも痩せることなくしっかりと出ていて、全体のバランスも向上しました。これだから、Jialai愛はやめられまへん。。。

今週末こそ新緑の中でピクニックするぞー

新緑の季節に、春光を反射する金属ボディーのZVXと明るいグリーンのJialaiケーブルの組み合わせは惚れ惚れするほどで、気分も高揚するというものです。のんびり公園でピクニックなどをしたくなる衝動にかられながら、今日も仕事に追われています!! きっと今週末こそ外出してやるぞ~

(追記)
他にもJLH3(単結晶銅+銀メッキのミックス線)のカラバリにはバイオレットカラーが追加されました。この1本もキレイな色でお散歩にも持ち出したくなりますね〜。とても気に入りました。

JLH3のカラバリに追加されたバイオレットカラー


AliExpressで購入の場合:
Jialai JLH3(2023年新色Green)
https://ja.aliexpress.com/item/1005003439384440.html?spm=a2g0o.order_list.order_list_main.5.4c8c585an9X5tz&gatewayAdapt=glo2jpn

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