見出し画像

こば紀行#25 浜名湖競艇

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第25回目は浜名湖競艇

どうしようもなく暇な休日はここで過ごす。競艇場というと、昔はどうも汚くておっさんだらけのイメージだったが、最近は館内も綺麗な上(とはいえ、改装されてから随分経つが)、イベントなんかもあり、家族連れもチラホラ目にする。また、初めての来場者向けには、レースのルール・観戦の仕方から舟券の買い方までを教えてくれる初心者ツアーなるものまである。

レースは1日に12R、全6艇が1周600Mのコースを3周し、スピードを競い合う。スタート方式が独特で、全艇がスタートライン後方より、概ね10秒前からスタートラインへ向けて加速、コース真ん中付近に設置されている大時計が0秒-1秒を指すまでの間にスタートラインを通過する。タイミングが0秒より0.01秒でも早ければフライング、0秒-1秒の間に通過できなければ出遅れ失格となってしまう。このスタートのタイミングが重要で、いかに0秒に近いタイムで通過できるか、それによりレース展開が左右されるのだ。

ここ(最初の1マーク)で勝敗のほとんどが決まる

そして、スタートライン通過後、最初のコーナーにある赤と白のウ●コマークをいかに速く回るかがレースの最大の見所で、一般にはマークに一番近いインコースの選手が有利とされている。しかし、選手の力量、モーターの良し悪し、プロペラの調整具合、風向き、スタートの早い遅いで展開が変わってくる。このレース展開を自分なりに予想し、舟券を買うのが醍醐味だ。そして、ここの紙面だけではおそらくこの醍醐味は伝わらないだろうと思うので、レース説明はこの辺で…

レースとレースの合間は25分位ある。その間に予想したり、舟券買ったり、食事したり、読書したり、昼寝こいたり…それなりに大忙しだ。舟券は100円から買えるので、そんなに大損こいたりすることもないし、とりあえず、最内の1号艇から買っとけばいつかは当たる(極論)。

割と中毒性はある

食事処もそれなりに豊富で、麺類から丼物、定食まで一通り揃っている上、B級グルメイベント等も時々開催されている。一番のオススメが100円の串カツ屋台なのだが、最近見かけないような…館内での食事も良いが、競艇場から車で10分程度のところ(B地点)に「浅草軒分店」というラーメン屋がある。メニューは中華そば並、大盛り、餃子しかないが、昔ながらのあっさり醤油味がお好きな方にはオススメだ。(こばやし)  2017.5.30公開

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?