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こば紀行#23 かぐらスキー場

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第23回目は春の雪山編第2弾、かぐらスキー場

5月なのにまさかの雪山編である。東名高速、圏央道、上越道を約6時間かけて来たのが新潟県湯沢温泉近くのかぐらスキー場だ。上越道湯沢ICから15分程度、上越新幹線沿線近くと、浜松からでは微妙だが、首都圏エリアからのアクセスは抜群だ。

スキーシーズンは通常3月末で終わるところが多いのだが、GWまで営業しているところも稀にある。とはいえ、そんなに雪があるものなのか?半信半疑ではあったものの、いざ訪れてみると5/5現在で未だ全面滑走可能、GW真っ只中のせいか予想以上の混雑ぶりだった。駐車場からロープウェイで標高600M付近まで上り、そこからさらにリフトで山頂付近を目指す。ウグイスのさえずりを聞きながら、新緑の木々の中をリフトで登る…標高1,800M超から風を切りながら斜面を滑る爽快感…まるで、アルプスの少女ハイジにでもなった気分で、疲れた日常と厳しい現実を忘れさせてくれる。

しかし、雪質はどっしりとした重めの雪で、かなり足腰に負担がかかる。さらに、午後にもなると、大勢の人が滑ったあとで全面コブ化したコースのため、足を雪に取られ、転んだ後に立ち上がる様は、クララのそれと同等か、それ以上の苦痛を伴う。そして、降りてくる頃には汗だくで、衰えた体力におっさん化した自分を感じ、厳しい現実を突きつけられる。

季節外れの運動のあとは、麓の湯沢温泉にゆったり浸かる。上越新幹線越後湯沢駅付近はちょっとした温泉街になっていて、こじゃれた飲食店も並んでいる。駅構内にも飲食店、お土産屋、さらには温泉施設まであるようだ。私は温泉街にある釜飯屋でかき釜飯を頂いた。新潟産コシヒカリを炊き込んだ釜飯は絶品で、普通に温泉旅行でも十分楽しめそうなエリアだ。かぐらスキー場も5/28までの営業(2017年)とのことだ。季節外れの体力自慢の方、是非お試しあれ。(こばやし) 2017.5.16 公開


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