老親が「介護が必要かもしれない」「要介護申請が必要」と感じた時に、どこに相談すればよいのか?*具体的な相談場所の探し方*

1.どういうときに介護は発生するのか?
厚生労働省「2022年国民生活基礎調査の概況」の内容をみると、介護が発生する要因のトップ3が以下の通りとなっております。
1位 認知症
2位 脳血管疾患
3位 骨折・転倒
また、上記の1位と2位は、3位と相互に関係している場合も多く、例えば、認知症だから集中力が低下しベットから転落・骨折又は、脳血管疾患で転倒・骨折に至る場合などがあります。いずれにしろ、「介護はまったなしでスタートする」可能性が高いと言えます。

2.親の介護に関する(まだ介護が必要なくても)問い合わせは何処に行けばよいのか?
親が住んでいる地域を担当している、近くの「地域包括支援センター」にお問合せください。基本的に、地域包括支援センターは、ご高齢者及びご家族の介護・医療・保健・福祉などの側面からご高齢者を支える「総合相談窓口」ですので、お気軽に窓口に出向くか、電話で問い合わせて頂ければ窓口担当者は親身になって相談を聴いていただけます。

3.地域包括支援センターの探し方
親が住んでいる地域を担当している地域包括支援センターは、以下の厚生労働省のホームページで探すことができます。
https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/


図1(PC版)


上記のホームページを確認しますと、図1が出てきますので、該当する都道府県のアイコンをクリックしてください。そうすると中央左側に以下のアイコン(図2)が出てきますので、このアイコンを一度クリックしますと、市区町村のリストが出てきます。

図2

該当する市区町村にチェック(レ)を入れ、このページの下のほうに「検索する」(図3)という青いアイコンが出てきますので・・・

図3

そこをクリックしていただくと、地域包括支援センターの住所、電話番号等を確認することができます。
親の介護はまだまだだと思っている方も、介護予防などの情報もありますので、この機会に是非皆さまの(老親の)地域包括支援センターはどこにあるかだけでも確認してはいかがでしょうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?