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「あ、私大丈夫だ!」ともう1度前を向くまでの軌跡【自己紹介】

こんにちは!ポジウィル認定トレーナーの岡本と申します。
今回は、私のこれまでとこれからについて知っていただきたく筆をとりました。人と比べて自分の「できなさ」に失望し、道を見失い、うまく心が動かなくなってしまった私が「あ、私大丈夫だ!」ともう1度前を向くまでの軌跡を記しておきたいと思います。
できるだけありのままを書こうとしたら、とっても長くなってしまいましたが、お付き合いいただければ嬉しいです。


これまでの経歴

人生の大切な岐路で接する広告に携わりたいと考え、新卒で株式会社マイナビへ入社。営業として高等教育機関へ学生募集に対する幅広いソリューションを提供。入社5年目でマネージャーへ昇進。途中2度の育休を経て約13年勤務したのち、社会課題への興味から障害福祉業界へ転職。
様々な方たちとの関わりや子育てを通じ、一人ひとりが自分にしかない個性の尊さに気づき目覚めることが、より良い社会の実現に必要と感じ、ポジウィルへの参画を決め、現在に至ります。

楽しかった営業とやりきれなかったマネージャー職

新卒で入社した会社では、希望していた営業に配属されました。
駅前の一等地にある素敵なオフィス、厳しいけれどおもしろい先輩方、売れると褒められて大切に扱ってもらえ、インセンティブでかえってくる分かりやすい仕組み、会社のお金で海外にも連れて行ってもらえるご褒美…大変なことはもちろんたくさんありましたが、若い頃の私には頑張る理由に十分すぎる環境でした。
家に帰るのは日付が変わる少し前くらいが多く、ハードではありましたが刺激的で充実した日々だったと記憶しています。
一方で早々に拝命したマネージャー職については力不足で、短期的に無理やり結果を出すことはできても、長期的にメンバーを育てていくということはまったくできませんでした。無知と人間的な未熟さが露呈していたと思います。

子どもを産むことで自分の価値が下がったと感じた

マネージャーとしての行き詰まりを感じ始めた頃、第一子を妊娠・出産しました。復帰後約半年で第二子の妊娠が分かり、ほどなくして二度目の産休・育休をいただくことに。復帰のタイミングで営業から制作へ異動となりました。
子どもを育てながらの仕事はなんだか本当に大変で、毎朝泣きじゃくる子どもを保育園に預け走って電車に乗り、仕事中はお手洗いに行く時間も短縮して、また走ってお迎えに行き、真っ暗なのにまだ遊ぶと泣く子どもをどうにか連れて帰り、ご飯を作り風呂に入れて寝る…
なんだかんだで復帰後1か月でかなり痩せてしまったのを覚えています。

かといって仕事に昔ほどの面白さや、やりがいを感じているわけでもなく、何か成果を出せるわけでもなく、体調を崩せばまわりに迷惑をかけ、子どもたちと向き合う時間もなく…何もかもが中途半端でした。

復帰後しばらくは時短で働いていましたが、給与明細の「欠勤」のところに記載されるマイナス〇〇円の文字にダメージを受けました。なんだか自分の価値が下がってしまったような感覚に襲われ、この頃から
「申し訳ないです」
「私なんか」 が口癖になっていました。

今の私は会社から必要とされていない=いる価値がないと感じるようになり、転職を考えました。

入社動機は強烈な代表への憧れのみ

たまたま目に入った障がい福祉サービスの会社に応募をしてみることに。
面接をしてくださったのは女性の代表でした。強さと華やかさに惹きつけられ、魂が揺さぶられる感じがしました。必死に事業を展開し、前しか見ていない姿勢に強烈に憧れを抱きました。この人が実現したい社会をいっしょにつくりたい、ただまっすぐその気持ちだけで入社しました。
自信のない状態で応募したので「やりたいこと」というより、「こんな私でもやらせていただけること」という観点でみていたと思います。とんとん拍子に内定が決まってしまったこともあり、今思うと自分のスキルの棚卸や強み弱み、本当にやりたいことなど内省を深めることなく次に進んでしまいました。

「障がいのある方のため」の言葉を前に自分のモヤモヤを直視しない日々

主に精神障がいの方たちへの就労支援を展開する会社で、採用業務、営業、施設運営、教育、研修、広報、社内整備、見学対応など様々な業務にあたりました。特定の部署などはなく、やれる人、やりたい人がどんどんやっていくというスタイルで大手から入った私にはカオスでした。ポジションとしては代表が会社拡大フェーズにおいて手が回らなくなってきたものを引き取って進めたり新しい取組みをしたり。
当初は代表からの「本当に助かる」「あなたがいるから私は事業拡大に安心して邁進できる」という言葉が心の底から嬉しく、やりがいを感じていました。障がいのある方との関わりの中で多くのことを学び、喜びを感じ、今トレーナーとして対人支援をしているきっかけとなった気づきもたくさんいただきました。
ただ、休日や給与面のギャップや、経営層との価値観の違いを度々感じることがあり、それをうまく言えず空回りをしてしまうことも多くありました。自分の意見や考えを伝えず、相手の正解や落としどころを探りにいき自滅することも増えていき心がうまく動かなくなっているのを感じていました。

自己肯定感と自己効力感

私は小さい頃から自己肯定感(ありのままの自分を肯定する力)が低い子どもでした。それをピアノや勉強、スポーツを頑張ることで自己効力感(自分はやればできる)で何とか保っているような状態でした。それが子どもを産み、若さの勢いだけでやれていた仕事が思うようにできなくなり、自信をなくし、人の夢にのっかるような転職をしたことでホロホロと崩れていきました。

ポジウィルで気づいた自分の尊さ

結局1社目で感じていたモヤモヤと同じことで悩み立ち止まってしまったことに気づき、何か根本的に見直さないとこの後の人生やばそうだと思い、ポジウィルキャリアを受講することにしました。
なぜ自信が持てないのか、それは幼少期まで遡り、自分に厳しすぎるからだと分かりました。抜きん出た成果を出さなければ自分には価値がない、愛してもらえないと思い込んでいたことが分かりました。そして大人になった今、その鎧は脱いでも大丈夫だと気づくことで、心の土台を整えることができました。それからは「やらないといけないこと」ではなく、「やりたいこと」を自分に問いかけ、日々を大切に生きることができるようになりました。

強さも弱さも尊いもの

例えば私は仲の良くない両親のもと一人っ子で育ったので、人の顔色をうかがう特性があります。でもこの特性のおかげでクライアントのニーズを拾い懐に入り営業の数字を伸ばすことができました。人の心の変化に敏感なので、精神障がいの方にも安心してお話いただく雰囲気をつくることができました。
人はそれぞれ凸凹した特性があります。日本の教育はきれいな五角形を作ろうとしますが、もうこれからは違いますよね。凸凹があるからこそ愛おしい。だから補いあい助け合い、そこから新しいシナジーがうまれると感じます。
一人ひとりがそれぞれの素晴らしい凸凹に気づき、自分の心地よさを認識すること。芯は強く、でも軽々とこの人生という旅を楽しんで生きていけたら。そんなお手伝いをさせていただけたら幸せです。

まずは無料カウンセリングでお話を聞かせてください

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お話できることを楽しみにしております!








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