道具の力を借りる
パソコンモニターの上に乗せる「オーバーレイ」というものを、初めて使ってみました。光を人より強くまぶしく感じる人のための、薄い色つきのカラーフィルムです。
もっと早くに買えばよかった。
イギリス製で、薄っぺらいカラーフィルムが四千円近いので、一年迷ってしまいました。
薄い紫を選びましたが、天井の照明が反射するので、メガネの上に偏光オーバーグラスをかけて使っています。目というより頭の中がザワザワしなくて静か。
そうか、私はずっとパソコンの画面がまぶしかったんだ。
照度を落として、色も暗めに設定していてもなお。
世にいうビジュアルストレス。
感覚過敏の自覚はあったけれど、
自分の体の声が、わからなくなっていたようです。
例えるなら、白杖があれば楽に歩行できるのに、無理やり自力で歩いていたようなもの。もっと道具の力を借りてもいいのでは?
新たな発見でした。