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公民館で編み物教室をしてほしい!という夢が叶いました

 今回叶った夢は「松柏こうみんかんで あみもの教室をしてほしい」という小学3年生の女の子の夢です。夢が叶うまでも、多くの方のお力を借りたので、その経緯も含めてお伝えしていきます。

小学3年生の彼女が書いてくれた夢

 夢記入用紙の保護者の方の補足文にもあるように、現在の公民館では大人が利用できる教室しかなく、小学生でも利用できるものがあれば…ということでした。たしかに、地域が盛り上がっていくためにも、幅広い年代の交流のためにも、誰でもいつでも積極的な活用ができるとよりいいですよね。

 そこで、当市の生涯学習課 竹本さんに相談したところ、プロジェクトの趣旨にご理解いただき、松柏公民館の片岡館長、西原主事との面談の機会を設けてくださいました。

 迎えた面談時、片岡館長、西原主事にもプロジェクトの趣旨にご理解・協力していただけることに! コロナ禍で愛護班の活動がなくなり、子どもたちが公民館を利用する機会が減ったことや、生涯学習の観点からももっとまちの方々に利用される施設であってほしい、という思いも伺うことができました。

 その後も講師探し、講師への依頼なども西原主事にご協力いただき、松柏地域にお住まいの方に編み物講師をしていただけることになりました。

 そうして訪れた当日、編み物教室は公民館の一室をお借りして、講師の先生と夢を叶えた女の子、そのご家族とで行われました。

慣れない指の動きに苦戦…

 まずは初級編ということで、かぎ針編みで細編みをつかったコースターづくりを習いました。初めの編み目作りに苦戦して、コツをつかむまでが大変でしたが、先生のお話をよく聞いて黙々と編み物に集中する彼女。

何度もやり直しながら、懸命に進めます
編み目が増えて、徐々にコースターに近づいてきました…!
完成目前!

「ううん、次拾う目はこっちよ」「そうそう、うまくできたじゃない!」とずっと声をかけ続ける先生の丁寧な教えで、細編みコースターの完成! 先生、保護者のお母さん、プロジェクト担当者で拍手!!!!! 元々手先が器用という彼女ですが、それでも慣れない指の動きにも弱音を吐かず、1時間以上集中し続けて、ひと作品完成しました!

 と、ここでお疲れで終了かと思いきや、なんとここから長編みコースターを作り始めます! 本当に編み物したかったんだな〜と彼女の本気度にグッときます。

 先ほどと同様、先生の教えをよく聞いて、習ったことを思い出しつつ手を黙々と動かしていきます。

最初はどうだったっけ…と思い出しながら
長編みコースターも作ります(紫や黄色は先生のお手本)
完成品です! 素敵!!

 とんでもない集中力で走り切り、見事コースター2つを作り終えました! おめでとうー!!!!! 彼女はとってもよくがんばっていました。進めるうちにどんどん上達していって、見学させてもらったこちらも嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

編み物教室、ありがとうございました!

 先生も終始優しく丁寧に教えていただき、彼女もずっと姿勢を崩さず真剣に取り組んでいて、素敵なお教室になりました。そして引き続き、編み物を教えていただけるとのことで、地域の中で素晴らしいご縁が繋がったこと、とってもありがたく思います。

急なお願いを聞いてくださった竹本さん、片岡館長、西原主事、松柏公民館のみなさん、講師の先生、そして女の子とそのご家族のみなさん、本当にありがとうございました!!!!!


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