将棋五段合格の8秒詰将棋
01.はじめに
「将棋上達の探求」の管理人むとせです。
今回の詰将棋は易しい13手詰5問の出題です。持ち駒は2枚(一種類)で統一しました。すべての詰将棋の変化が少ないので、将棋有段者ならば比較的短時間で解けるはずです。
出題は原田泰夫九段の「新作詰将棋200題」からです。5問とも「10分で三段」と書いてありますが、そこまで難しくはないのです。下の本は全体的に棋力判定が非常に甘いです。
いつも通り独断と偏見で棋力判定を書いておきます。
1問1秒、5秒で5問解ければ、藤井聡太プロレベル
1問2秒、10秒で5問解ければ、将棋のプロレベル
1問4秒、20秒で5問解ければ、アマ竜王・名人レベル
1問8秒、40秒で5問解ければ、将棋五段レベル
1問16秒、80秒で5問解ければ、将棋三段レベル
1時間で5問解ければ、将棋初段以上
時間無制限で5問解ければ、将棋2級以上
ちなみに、最初の記事タイトルは「将棋四段合格の8秒詰将棋」だったのですが、私も1問だけ8秒未満で解けなかったので、「四段」を「五段」に変更しました(泣)。
02.問題5問
1問目 第161問
2問目 第166問
3問目 第168問
4問目 第172問
5問目 第177問
03.略解
有段者向きなので解答の棋譜だけ載せておきます。変化は自分で考えましょう。
1問目 第161問
2問目 第166問
3問目 第168問
4問目 第172問
5問目 第177問
04.解けなかった方へ贈る言葉(笑)
この程度の詰将棋はスラスラ解いていただきませんと、将棋五段どころか将棋三段も怪しくなります。厳しい言葉も人間愛の1つですよ。
なお、棋力判定の制限時間はあまり気にしないで下さい。解答を見ずに自力で解くことの方がずっとずっと大切です。
<参考>
将棋の研究用はこの程度の将棋盤で十分です。
また、記事のトップ画像は下の本からいただきました。画像の無断借用なので下に本をご紹介しておきます。なお、書籍で購入しますと定価の3倍ぐらいしますが、キンドル版ならば安いです。お勧めです。