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iCARE衛生管理者が社内の衛生委員会のリニューアルに挑戦した話

こんにちは、人事総務部のイドです。
実はiCAREの衛生管理者をやっています。
タイトルの通りにはなりますが、昨年終わり頃から衛生委員会のリニューアルに向けて準備を進め、挑戦をしました。
今年も気づいたら半年終わってた。。。ということで、簡潔にはなりますが、これまでの取り組みに関する振り返りをしたいと思います。

なんでリニューアルしたの?

一昨年の終わり頃から衛生委員会の運営に関わるようになり、去年の初めからは自分たちで考えた衛生計画をもとに衛生委員会の運営に携わりました。

iCAREの衛生委員会はオンラインで開催しており、衛生委員会メンバー以外の従業員も自由参加OKとなっています。
衛生委員会の中で産業医の先生による衛生講話の時間も設けており、どの講話も自身や身近な人のために役立つような素晴らしい内容となっています。
去年の初め頃は満足げに頷いていた私ですが、途中でハッとしました。
衛生委員会が衛生講話を聞くことが目的の時間になり始めてないか。。。?と思ったためです。

みんなでもっと会社の働きやすさや健康管理などの課題について議論したい。でも、うちの課題ってなんだろう。。。?

2023年秋から人事総務部に異動してから色んな部署の方とお話する機会が増えました。
その経験を思い出しつつ検討した結果、「自身の体質や年齢性別ごとの健康に関すること、PMS・生理痛、妊娠中の健康状態、産育休、子育て、更年期障害などお互いの様々なバックグラウンドをフラットな形で相互理解する場がない=このままお互いを知る機会がないと気付かない内に誤解や溝を生んで働きにくさにつながっちゃうんじゃないか?」という結論に至りました。

そこで、上司や周囲に相談をしまして、
衛生委員会を「お互いを理解した上で、従業員それぞれが能力を最大限に発揮できる支援環境を整えるための意見を出し合う場」とするべく、下記のテーマと2つの目標を立て、リニューアルに向けての挑戦が始まりました。
(去年、社内の全体定例で声高らかに宣言しました)

  • テーマ

    • 組織全体でダイバーシティ&インクルージョンへの理解を深め、興味・関心をもってもらえるような衛生施策の実施

  • 目標

    • 衛生委員会メンバーが全社を巻き込むような従業員参加型の衛生委員会の基盤をつくる

    • 啓発機会を作り相互理解の場にする(知ってもらう・課題発見の場にする)

挑戦1:衛生委員会メンバーの巻き込み頑張ります

リニューアルには衛生委員会メンバーの協力が欠かせません。
そこで、衛生委員会メンバーや従業員代表へリニューアルに向けた想いを説明し、それぞれ思ったことや意見を出し合う時間を作らせていただきました。
小心者なので内心ドキドキしながら話しましたが、リニューアルに対して共感・賛同していただき、「これはこうした方がいいんじゃないか」「自分はこう思う」など意見や提案も積極的にいただき、ポジティブな空気感となりました。(皆さん、ありがとうございました。。。!!泣)

挑戦2:社内の巻き込み頑張ります

次は社内のメンバーの関心度UP・活性化に向けての挑戦です。
どうすればみんなが関心を持ってくれるか、活性化するかを検討を進めていきました。

その結果、月毎にテーマを決め、産業医の先生に衛生講話を実施していただくスタイルは変えずに下記を追加してみました。

  • メンバーがイメージしやすいように衛生委員会の目次を事前周知する。

  • テーマについて感想や意見を出し合う「トークタイム」の時間を用意し、トークテーマを複数決め、目次と一緒に事前周知する。

  • テーマによっては、テーマにちなんだ社内アンケートを展開する。

これまで扱ったテーマは様々ですが、特に長い時間をかけて委員会メンバーと相談を重ねて開催したテーマはこちらになります。

  • 女性の健康(PMS・生理痛・更年期障害、婦人科のがんなど)について

  • 男性従業員目線で思う子育て(育休含め)について

  • 妊娠中の健康管理について

表現や運営の仕方によっては、衛生委員会の中で不快な思いや傷つく人が出てしまうかもしれない。
そんなことが起きないように内容だけでなく、事前アンケートや当日使用するスライドも委員会メンバーにチェックしていただいたり、さらには広報・PRチームにもWチェックしていただいたり。。。
個人の視点で物事を捉えないようにいろんな方にチェックをしていただくことを心がけました。
(ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!!)

衛生委員会当日

いよいよ衛生委員会当日。。。
テーマにまつわる産業医の先生の素晴らしい衛生講話を聞き、参加メンバーの関心レベルが高まった状態で、リニューアル後に新しく実施するトークタイムに突入しました!

今年の衛生委員会の目標は課題発見なので、トークタイムに関しては、みんなが話しやすいようにあえてゴールを設定せず、フラットなゆるい空気感でお話するスタイルを心がけています。

シーンってなったらどうしよう。。。

密かに緊張で手が震えながらトークタイムに突入しましたが、参加メンバーからチャット欄でコメント投稿が続々。。。!
司会の私から「〇〇さんはどう思いますか?」と話を振られても誰1人嫌な顔せず、マイクをオンにして感想や意見をお話してくれる。。。!

みんな続々とコメントしてくれてる。。。!感涙

これまで共有したりする場がなかっただけで、みんな悩んだり、自分なりに工夫したりしていたんだと改めて気付かされました。(これは、毎月どのテーマでも気付かされることです)

リニューアルしてみて変わったこと

拙いながらもリニューアルに挑戦し、社内発信をしたことで、社内の衛生委員会の認知度が上がった気がします。

「衛生委員会、おつかれさまでした」「こないだの衛生委員会、良かったよ〜」と声をかけてもらったり、業務の中で衛生委員会の話題が出てくるようになったり、さらには委員会メンバー以外のメンバーからも「次の衛生委員会でこれを共有してもいいんじゃないですか?」とアイディアをもらう場面も出てきました。

さらには広報・PRチームの発信力により、衛生委員会の様子がテレビで紹介されるといったこともありました。
https://www.icare-carely.co.jp/news/20240607

本当にありがたいです。。。!

まとめ

衛生委員会のリニューアルをした結果、みんながそれぞれ悩んだり苦労したり工夫したりとそれまで知らなかった一面を知ることができました。

トークタイムの中では、お互い共感しあったり、そんな苦労があったなんて知らなかったと驚く人もいたりと、やっぱりお互いを知ることは、初めの一歩だなと感じました。

iCAREメンバーの働きやすさ向上のために、今年の取り組んだ結果を来年の衛生計画に活かして、引き続き、iCAREの衛生委員会を盛り上げていきたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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