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「ダイエットの落とし穴」を避ける!食事制限VS食欲コントロール


ダイエットと聞くと、多くの人が食事制限を連想しますが、食欲コントロールの重要性はしばしば見過ごされがちです。この記事では、この記事では、食欲コントロールと食事制限の違いを明らかにし、健康的な体重管理を実現する方法を解説します。




食事制限の落とし穴


ダイエットと言えば、

・ 食べる量を減らす
・ 食べる頻度を減らす
・ お菓子を食べない
・ 糖質を減らす

など、食事制限
思い浮かべませんか?


もしかしたら、
この記事を読んで下さっている
方の中にも

・カロリー計算をして食事制限をしている
・糖質制限をしている
・16時間断食をしている
・お菓子を食べたいのに我慢をしている

という方もいらっしゃる
かもしれません。


確かにカロリーや栄養素を厳しく計算した
食事制限は短期的には効果が
あるかもしれませんが


リバウンドや摂食障害のリスク

高める可能性があります。


主な理由は以下の通りです。


①我慢は続かない
②ストレスで過食しやすい
③カロリー数値への過度な依存


①我慢は続かない

「一生、食べたい欲求を我慢できる」
って、できますか?


無理ですよね


人間は、
食べたい欲求や寝たい欲求には
逆らえません。


ダイエットを
始めたばかりだったら
ある程度我慢できても、


一生、食べたい欲求を我慢することは
不可能です。

いつか欲求のままに
食べてしまうときがきます。


結局、


我慢(食事制限)は、続かない


ということです。

②ストレスで過食しやすい



人間が本能として持っている食べたい欲求
我慢しているとストレスが溜まります。

ストレス負荷が高まった人には以下のような
食行動の変化が見られます。


・過食傾向になる
・甘いものを極度に欲する
・お酒の飲む量が増える

例えば
食事管理と運動で2カ月で
10kg痩せたとします。「2カ月頑張ったんだしちょっとくらいいいか・・・」
と思い少し食べると食欲が止まらなくなり
過食してしまう。


ケーキの代わりに低カロリーお菓子で
我慢しているとふとした時にスイッチが
入りコンビニであれもこれもと大量の
お菓子やスイーツを買ってしまう。


ストレス発散で飲みに行く回数が増える。
合わせて〆のラーメンの回数も増えた。


ストレスで過食


リバウンドを経験した人は
この気持ちよくわかるのでは
ないでしょうか?


私はわかり過ぎます。


結局、食事制限で痩せても


我慢してきたストレスで
食べ過ぎてリバウンド
してしまう
ことも少なくないです。


③カロリー数値への過度な依存

食事制限をするときに、
カロリー計算をしますよね


カロリー計算をしていると、


「まだ、〇〇カロリー余っているから食べよう」


とか


「もう制限カロリーだから、食べてはいけない」


のような感じで
カロリーを基準に調整していませんか?


そんな調整をずっとしていると、


自分の体が
何をどれくらい求めているのか
わからなくなり


カロリーという”数字”がないと
食べる量がわからなくなるんです。



それって、異常なことです

身体に栄養が足りなくなる
→脳が栄養を補給するよう指令を出す
→「何かを食べなければいけない」という状態になる

食事をして血糖値は上がる
→脳は指令が達成されたと認識
→「満足じゃー」という状態になる

本来、人間はこの2つの流れを繰り返して
必要なときに必要な量の栄養を自然に
補給できるような機能が備わっています。


しかし、カロリー数値に依存してしまうことで


・身体がどれくらいエネルギーを欲しているか
わからなくなり食べ過ぎてしまう

・本来、必要な栄養なのに食欲に蓋をして
ストレスを溜めてしまう


そんな状態になりかねません。


まとめます。


食事制限をしていると、

①我慢は続かない
②ストレスで過食しやすい
③カロリー数値への過度な依存

ことから、
食事制限はおススメしません。


食欲コントロールとは?



食事制限がダメなら、
何をしたらよいのか?


その答えが
食欲コントロール
です。


食欲コントロールとは、
自分の身体が発するサインを読み取り、
必要なエネルギーを得るための適量・適切な
食事摂ることです。


これにより、食べ過ぎや不足を防ぎ
身体の自然なリズムを保ちます。


食欲は、身体が必要とするエネルギー量に
応じて自然に調整されます。


例えば、忙しい一日で朝食や昼食を
食べ損ねた場合、遅くともお昼過ぎには
お腹が空きます。


これは身体がエネルギー不足を感じ、
食欲を刺激して食事を促しています。





逆に、イベントなどで食べ過ぎた翌日の朝には、
食欲が沸かないことが
多いのではないでしょうか。



これは、食べ過ぎてエネルギー源が
余っているため、身体が
「これ以上エネルギー源は要らない」と
判断して、食欲を落としているのです。


このように、食欲コントロールは身体の健康的な
バランスを維持するための重要なプロセスです。


食欲がコントロールされていれば、
身体に必要な分の食欲を自然に
調整してくれるため

好きなものを我慢しないで食べて痩せる


ことも可能になります。


食事制限と食欲コントロールの違い



食事制限と食欲コントロールの違い
みなさん、わかりますでしょうか?


食欲がコントロールされた状態だと、

甘いものを食べても、少量で満足できます

食事制限だと、

 甘いものは、少量で我慢しないといけません


食欲がコントロールされた状態だと、

腹八分目で満足できます

食事制限だと、

 カロリーを調整して、腹八分目で我慢しないといけません


食欲がコントロールされた状態だと、

 ジャンクフードや濃い味を欲しいと思いません

食事制限だと、

 ジャンクフードや濃い味を食べないように我慢します


食欲がコントロールされた状態だと、

食べ過ぎると食欲がなくなって、例えば翌日に、勝手に食べる量が少なくなります

食事制限だと、

食べ過ぎると後悔し、翌日に食べる量を調整します



いかがでしょうか?
食事制限と食欲コントロールの違い
わかっていただけましたか?


食事制限と食欲コントロールの違いは
我慢しているか、
満足しているか
なんです。


何度も言いますが、
我慢は続きません。


まとめ


食欲コントロールは、
身体に必要なエネルギーを自己調整する
機能であり、ダイエットにおいて非常に有効です。


リバウンドせずに痩せるには
我慢(食事制限)するのではなく、
満足できる状態を作る(食欲コントロール)
ことが重要です。


食欲コントロールを整えるためには


食事の質を整えたり、
睡眠不足をなくしたり、
ストレスへの対応が必須です。


お話すると長くなるので、
具体的な方法については
また別の機会お伝えします。


あなたが、
我慢ではなく満足しながら
健康的に痩せられることを
願っています!


ではまた!



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