5つ芽ぁのものがたり
【 真ぁ黄色の注意のチカラ 】
“ Nぁo ・・Sto pぃ ”
お気に入りのローラー靴を履いて
斜め45度の上り坂を歩いている途中に
なんとなく振り向いてみると
街全体が真ぁ黄色になっていました
唯一の空さえも真ぁ青ではなく
真ぁ黄色の空に流れ変わってゆくのです
“ あぁ・・止ぁまでぃ― ”
日本語に云い換えてるうちに
お空は完全な真ぁ黄色の空となりました
後ぁ・・は ボーぁ然 。。
今日の晴れた空をちょんまげみたいな
ポニーテールで風になびかせながら
1番 小高い坂を選んだのに
何故ぁ❓ 何故ぁ❓ 街は真ぁ黄色になったの❓
なんでぁ❓見慣れた景色なのに色だけ違うんだろぉ❓
“ ねぁ!‼ どーなぁてルの ”
“ たれぁ ” もいないけれども
声を出して伝えなきゃ駄目!‼ ”
聴かなきぁダメ!‼ぁと想ったけれど
・・返事はありません
返事がないとゆうコトは
この状況が❓解らないままでいるのでした
ふとぉ 自分のユビを眺めるも
“ あでぃ 真ぁ黄色になぁてル ”
ユビだけではなくて服も髪の毛も
ローラー靴も真ぁ黄色
ポコンぁと歯を抜いてみるも真ぁ黄色なのです
“ 真ぁ黄色 イロイロ ❓ ”
なにがぁ❓なんだかぁ❓こんがらがぁてきました
こんな時に役に立ちますローラー靴 で
イッキに坂を下りてゆきます
“ とにかくヒントぁ・・ ”
たれぁ かに逢って聴いてみたいと願いました
でもさぁそくお逢いできたのですが 聴けません
その方も真ぁ黄色なのですが
あまりにもナチュラルに歩いているのです
その方以外もみなぁ様ぁ真ぁ黄色なのですが
愉しそう笑っているのです
あきらか・・真ぁ黄色なのに
何故ぁ❓もしかしたらぁ❓あたしだけ ❓
真ぁ黄色に観えてるだけで
本当は真ぁ黄色に観えてないのカモしれないと
“ 真ぁ黄色ですかねぁ・・❓ ”
勇気をだして聴いてみるも軽やかなお返事で
ついさっき真ぁ黄色になったと
みんなで想ってたトコロなんですょと
優しぃ声でお答えをして頂いたのです
“ とりあぇず深呼吸おばぁ ”
ちょぃと風に吹かれたいと
再び小高い坂の途中に置いてあった
真ぁ黄色の箱の上に座り
今までのデキゴトを振り返るコトにしました
“ はあゃぁ・・ ”
小高い坂からボー然ぁと街を
眺めてみるも真ぁ黄色なのですが
貼りついた真ぁ黄色ではなく
艶やかに美しい真ぁ黄色なのです
瞳ぁを細めるとグラデーションの
真ぁ黄色に爽やかな風を感じました
“ なんだかコレぁも
コレぁでも 良いカモねぃ ”
もしかしたら以前から真ぁ黄色なぁ色が全部の色
真ぁ黄色なぁ色以外の色は無かったのカモしれない
真ぁ黄色の色が全てだったのだと想えるようになりました
ふとぉ ポケットの鏡ぁで自分の顔を眺めてみると
“ あれぃ❓ 真ぁ黄色じぁない ”
瞳ぁの真ん中が真ぁ黄色じぁないのですが
それが 何色なのかワカラナクなっていました
しばらくの間 瞳ぁを観ていたトコロ
“ あぁ 黒の色・・かぁ ”
ぼんやり黒の色を想いだしました
真ぁ黄色と真ぁ黒の色 だんだん瞳ぁの奥が
埋もれてゆく様にカラダが重たく感じられます
“ 危なぃなぁ・・”
真ぁ黄色と黒の色の組合せはスズメ蜂の模様で
人間が本能的にも危険を感じる組合せの色なのです
“ どぅしょう・・ ”
瞳ぁが重たくなってくるも
瞬きができないままカラダも固まってしまい
動けなくないコトが不安となります
頭ぁの思考回路も固まりながら
心ぁも固まってしまうと
自分が自分でなくなるのだと
否が応でも感じるしかありません
カンッ・ カンカンカンカンぁ
踏切りの遮断機の音が聴こえた瞬★間・・
脱力のチカラが抜け落ちて倒れてしまいました
“ 痛ぁ っつッ ”
鈍い痛みと怖くなぃ恐さを感じましたが
頭ぁはボー然ぁとしてしながら
心ぁは軽くなっていました
すると瞳ぁの真の前に広がっている光景は
以前からの見慣れた景色で
いろんな色の混ざり合ぃの美しい景色でした
“ ぁ・・ ”
あたしはローラー靴のコマを外して
小高い坂を下ってゆきます
街には色んな方のお姿があり
優しく賑わいを奏でていましたが
再び 以前と変わらないはずの
光景に違和感を感じてしまいます
真ぁ黄色と黒の色カミナリ模様の
タンクトップを着こなす若者
道路標識表示のマークの真ぁ黄色と
黒の色危険を示す警戒標識
街を彩る看板も真ぁ黄色と
黒の色で呼びかけられていました
瞳ぁを真の上で眺めてみると
暗黒の空に真ぁ黄色な月が
ぽぉかりと浮かびながら泣いているのです
真ぁ黄色と黒の色を
混ぜ合わせると緑の色になると観じました
緑の色は自然との結びつきが強く
自然界の生命を象徴する色は明るく観える
光だとゆう説を聴いたコトを想いだしました
七色の虹を 眺めた時に
緑の色は真ん中に観えるのだと
緑の色はバランス感覚の色なのです
太陽が 完全に沈む直前にだけ
地表面付近に一瞬だけ放たれる
緑の色の奇跡の関光があるも
自然現象の1つだと想いだします
街を見渡した時に緑の色は
たくさんありますがバランスで緑を
考えた時には決して多くはないのだとゆうコト
“ 芽ぁも 緑の色だねぃ ”
あらためて本当の自然の緑の色を感じました
赤の色 ・青の色 ・緑の色 ・白の色
黄色の色 ・黒の色 ・ 混の色
ほんのすこしの配合で色は
無限にも様々な色合いを表現します
これまでも コレカラぁも
色のある世界の自然のバランスと
自分のバランスを大切に
護りゆきたいと願い瞳を軽く閉じました