MTG歴半年ちょっとのひとり言『今更聞けない!基本ルール:カードの呼称』

MTGにドはまりしてからはや7ヶ月。

色んな方と交流させていただいて気になったことをつらつらとまとめていけたらなぁと思います。


今回のテーマは『今更聞けない!基本ルール!』です!


MTGは歴史が長いだけあって、様々な用語やルールがあります。

歴史の中で洗練されているものもあれば、逆に複雑化しているものも…

その中でもよく見るものを、できる限り詳しく書いていこうと思います。


・カードの状態とテキストにおける呼称について

先日もMTG質問箱さんに「オーナーの手札に戻す能力だと思うのですが戦場からと書いてないので墓地などからも選択して戻すことが出来るのでしょうか?」このような質問がありました。

激しい叱責や仮面林の結節点の影響範囲などでもこの手の質問は見受けられます。

ここで重要なのは『テキストでの呼ばれ方』と『カードがどこにあるか』の2つになります。

まず前提として、MTGにおけるカードの状態はおおまかに以下の3つに分けることができます。

1.手札やライブラリーなどにある状態

2.唱えられている(スタックに置かれている)状態

3.戦場にある状態

の3つです。


1.手札やライブラリーなどにある状態

この状態のあらゆるカードは、カードテキスト内では〇〇・カードと呼ばれます。

代表的なものでは「教示者(チューター)」と呼ばれるサーチカードなどでは対象のカードがライブラリー内にあるのでテキスト内には〇〇・カードと書かれています。

墓地のクリーチャーを蘇生(戦場に戻す)カードもテキスト内にはクリーチャー・カードと書かれています。

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2.唱えられている(スタックに置かれている)状態

これがもっとも分かりづらいと思います。

MTGプレイヤーにはおなじみの難解なルール「スタック」(遊戯王のチェーンに似たものとよく言われます)ですが、ここではあえて詳しくは言いません。

今は唱えて解決をしようとしている状態だと思ってください。

この状態にあるカードは〇〇呪文と呼ばれます。

例を出すと非常に単純で、いわゆる打ち消し系の呪文のテキストはすべて、打ち消す対象を呪文(〇〇呪文)と表記しています。

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戦場に出ておらず、手札にもない。中間の状態です。


3.戦場にある状態

まずはじめに、インスタントやソーサリーは戦場に残らない為この状態がありません。

いわゆるパーマネントと呼ばれるものがこの状態になります。

もっとも対象になる事が多い状態で、この状態の各カードはそのカードタイプ(クリーチャーやエンチャント、土地など)で呼ばれます。

除去や強化、装備や戦闘など様々なタイミングやカードでこの状態を指定されます。

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長々書きましたが、要約すると

・手札、墓地、ライブラリー、追放、統率など戦場以外のあらゆる領域ではカードと呼ぶ

・唱えられたら呪文と呼ぶ

・戦場にある時はカードタイプで呼ぶ

これでまず間違える事はないでしょう!


それではここでいくつか範囲の広いカードをご紹介します。

まずは最初に話題に出した【仮面林の結節点】のテキストを見てみましょう。

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「あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーはすべてのクリーチャー・タイプである。あなたがコントロールしているすべてのクリーチャー呪文と、あなたがオーナーであり戦場にないすべてのクリーチャー・カードについても同様である。」

自分のすべての『クリーチャー』と『クリーチャー呪文』そして『戦場にないクリーチャー・カード(わざわざ戦場にないと書いてくれていますね)』が効果の対象になるので、デッキのクリーチャー全てがすべてのクリーチャー・タイプを持ちます。

次に【マイコシンスの格子】

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「すべてのパーマネントは、そのタイプに加えてアーティファクトである。

戦場以外にあるすべてのカード、すべての呪文、すべてのパーマネントは無色である。」

これはもっと範囲が広がっていて、要約すると「すべてのカードにカードタイプ、『アーティファクト』を追加して、すべてのカードを無色にするよ!」と言っています。とんでもないですね!


新しいカードが出るたびにこれはどこまでが範囲なのか?と悩む方も多いと思いますので、この記事が参考になれば幸いです!

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