茶道(玉川遠州流)伝書【中】に記載がない細かいとこ～四畳半(炉)四段～
⭐飾り方
#しゃかせん
・水差しの上に【柄杓】
・壁側に【茶碗】を飾ります。
⭐⭐点前を始めます⭐⭐
⭐【薄茶一服差し上げます。】
・挨拶と一礼をします。
⭐なつめを運ぶ
・なつめを[左手]の平に乗せ、"右手"でなつめを支えながら、L字の入り口であれば左足(青)から、I字の入り口であれば右足(赤)から進みます。
・【水差し】に向かいます。
・壁側の茶碗の右隣で、水差しになつめ(赤)が少しかぶる位置に"右手"で置きます。
・立ち上がり、右足(赤)から後ろに下がり、水屋に戻ります。
⭐建水と蓋置きを運ぶ
・[左手]で"右手"の平に蓋置きを乗せ、帯の高さで体に沿わせて持ち、[左手]に建水を持ち、二歩程度進んだら振り返り、襖を閉める為に正座します。
・柄杓は水差しの上に飾ってあるので、建水を左膝の隣に置き、蓋置きを右膝頭に置きます。
・襖を閉めます。
・建水と蓋置きを再度持ち、立ち上がり、【水差し】の方へ進みます。
・水差しの向かいに正座し、建水は真上からみて、左膝から出ない位置に置きます。蓋置きは右膝頭に置きます。
⭐柄杓を捌く
・"右手"を奥に伸ばし、柄杓の節を握り取り寄せ、[左手]を丸くして[左手]に持たせます。
・蓋置きを右膝頭から"右手"で取り、右膝に体重をかけて体を【炉縁】側へ動かします。
・蓋置きを炉縁の右側の角(青い丸)に置きます。
・柄杓を捌いて、蓋置きの上に"合"をポンッと音を鳴らして乗せます。(水屋に始まったという合図音になります。)
⭐両手を揃えて一礼
⭐建水を動かす
・綴じ目を【６時】方向から【３時】方向へ動かす。
⭐茶碗を動かす
・体を【水差し側】に移動させて、[左手]で茶碗を持ち、【炉縁側】へ体の向きを変えながら、"右手"に持ち替え、炉縁の【左側角】近くに置きます。(下図参照)
⭐なつめを動かす
・体を【水差し側】に再度移動させ、なつめを"右手"で取り、[左手]でなつめの底を支えながら、【炉縁側】へ体の向きを変えて、茶碗となつめ(赤)が【縦に並ぶように】置きます。(上図参照)
⭐なつめを清める
・炉縁に向かった時、帯から服紗を"右手で"下に引っ張って抜き取り、左側の胸を通り、[左手]が服紗に寄り添い、右膝頭上より外側で服紗のチリを逃がし、畳みます。(正客から服紗を遠ざけて作業します。)
・なつめを[左手]で持ち、服紗で清めて、体の向きを【水差し側】に動かし、水差しの手前左側に[左手]で置きます。
⭐茶杓を清める
・体の向きを【水差し側】から【炉縁側】に戻し、服紗を右膝頭の上でチリを払い、真っ正面で畳み直し、[左手]に持ちます。
・茶碗から茶杓を"右手"で取り、茶杓を清めます。
・体の向きを【炉縁側】から【水差し側】に動かし、なつめの上に"右手"で茶杓を置きます。
⭐茶筅を茶碗から出す
・【炉縁側】へ体を動かし、茶筅を茶碗から出して、茶筅を"右手"で持ちながら【水差し側】へ体を動かし、水差しの前、右側に置きます。
・【炉縁側】へ体を動かし、茶碗を手前に"右手"で置き直し、茶巾を茶碗から取り出し、体を少し【水差し側】に向け、水差しの蓋の手前側に茶巾を置きます。
・その後の点前は、 #四畳半一段_玉川遠州流 を参照してください。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございます。
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