ワコククリエイティブスピンオフ②

「もしもしぃ。うん、今パパのお仕事のお手伝いぃ。ってもパパは家に居るんだけど。あたしんち代々陰陽師やってるじゃない?そのお手伝いぃ。
それでさぁ、こないだ2人で見に行った簪あるじゃん。アレ今日の仕事上手く行ったらパパが買ってくれるんだって↑ 」

「うちの血筋ってさぁ、子供の頃から霊とか見えるらしいんだけど、あたしって1っ回も見た事ないんだよねっ。絶対向いてないと思うんですけどw。
ただパパもママも、あたしは『異能』だから霊力強過ぎて霊が逃げてくぅ、とか言うんだよねぇ。パパもママもあたしに甘いからなぁ。」

「ここ?何か古いけど立派なお屋敷ぃ。何かここで何十人も陰陽師の人やられてるらしいんだけど、全然何も居ないw。家具とかも立派だし明日からここに住んじゃおうかしらwキャハハハハw」

「あー、これね。この刀に御札貼って、お仕事終了!簪ゲットー!イェーイ!
あー、お仕事終わったらお腹空いてきちゃった…。ん?判ってるって、この時間に食べたら太っちゃうもん。でも頭の中、大福でいっぱい…。
ねっ!明日、大通りの茶店行こうよ!絶対に絶対!約束だかんね!」 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?