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いまはなきラブホ、「アップル」(広川町)の痕跡を求めて・・・2023

かつて、サンフラワーとして誕生し、ミカンからリンゴへと変態を遂げたラブホテル「アップル」。(なんのことかと思うよねw)
2000年頃には廃業してしまったのは先述した通り(前回参照)であるが、廃業から20年以上経った今。急に、なにか痕跡は残ってないものかと思いたち、行ってきました、八女は広川。

おばあちゃんち方面に向かう道路自体は変わっていないのに、走る車の窓から改めて見渡してみると、周りの風景は、すっかり変わってしまっている。


あ、でも目印の「広川ゴルフセンター」は健在だ。
昔の地図を頭に描き、ゴルフセンターの脇の道を進んでいくと・・・

この道をカップルたちが通ったわけか・・・


「アップル」のあった場所には・・・





どどーーーーーーーーーーん!!!!!!!

太陽光パネル

太陽光パネルが設置されていましたーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!
時代の流れを感じずにはいられない。

しかし。
唯一。かろうじて。

「アップル」時代の痕跡か・・・?

「アップル」の入り口だったと思われるところに、一部、残されていたブロック塀。

その艶かしいピンク色が、かつての「性愛空間」としての名残を感じさせるようだった。
そして、崩れかけているそのいびつな形が、「永遠の愛はない・・・」なんてことを物語っているようだった。


燃え上がる恋は一瞬で、たとえ永遠を誓えるような愛でも、時が経てば、色あせて、崩れ落ちてしまう・・・こともあるのかも。

愛は、儚い、崩れやすい。


「アップル」の痕跡は、私にそんなことを訴えかけてきた。





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