野草デビュー 160 ケイトウ(園芸種移出)

鶏の頭みたいなケイトウ

ふだん走ってる道路に園芸種ケイトウが一本。

園芸種でも移出したものや路傍に生えるものは野草デビューに加えています。

道路にすくッと伸びてて、あれ?不思議。
通りすぎるだけでしたが、翌日一時停止して(迷惑駐車だけど)
観察!!
アスファルトから生えている
その隣の鋪道アスファルトからも生えている
民家の塀沿いのアスファルトからも生えている
それもたくさんのケイトウ
見上げて塀の上には植栽のケイトウ
こぼれ種から生えたのか
アスファルトも割るくらいの強さ?
それともアスファルト割れ目の土に着地して生えたの?
車で走っててチラ見したケイトウ。目を移して周りを見るとケイトウだらけで、そら恐ろしくなった感じもありました。

恐るべし生命力のケイトウ❗️

ケイトウ説明

牧野富太郎
学生版原色植物図鑑
園芸植物編より

古く渡来した熱帯アジア原産の一年草で、庭や花壇に植えるが生花にも利用する。
茎は高さ90cm位で直立し、無毛、葉は長柄・互生、卵状皮針形・尖頭
・長さ5~10cmで茎部は短くて狭い。
花軸は通常広く扁平で上縁は著しい鶏冠状となり赤・紅・黄・白等種々の色があって美しく、その下部に、夏秋の頃、無数の小花を密生する。ガク片5広披針形・尖頭・長さ5mm内外で、花冠はない。
雄蕊5、花糸の基部に合体し、雌しべは1本、蓋果は卵形で宿存ガクを有し、横に裂けて黒い種子をだす。(牧野富太郎学生版原色植物図鑑園芸種編より)

ウイキより

ケイトウ (鶏頭、鶏冠、学名:Celosia argentea) は、ヒユ科の一年生植物。学名は燃焼という意味のギリシャ語に由来する。ケイトウの花が燃え盛る炎を彷彿とさせるのが根拠と思われる。

夏から秋にかけ、赤・桃色・黄色などの花穂ができる。その形状がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることからこの名がついた。
花期は5月から10月頃。10月9日の誕生花で花言葉は華燭。 

 原産地はアジア、アフリカの熱帯地方と推定され、日本には奈良時代に中国を経由して渡来した。かつては韓藍(カラアイ)と呼ばれていた。


花の色は赤や黄色を基調とするが、橙、紫、ピンクなどさまざまな色の園芸品種がある。栽培にあたっては移植を嫌うので直蒔きする。
種は嫌光性で、日光の当る場所では発芽しない。アルカリ性の土壌を好み、栽培は簡単である。 

花穂の形状の異なる羽毛ケイトウ、久留米ケイトウ、トサカケイトウなどの系統がある。ヤリゲイトウでは尖っている。 花と葉はアフリカと東南アジアで食用とされている。
日本でも食用植物として栽培されていた時期がある。朝鮮では穂粒を豚の餌にしている。根や茎は干した後にいぶしてネズミ除けに用いられる。 

日本では室町時代に狩野派の画家狩野永徳が鶏頭を描いている。 

ニワトリのトサカに似ていることから「鶏頭」と呼ばれ、花房の先端が平たく帯状や扇状に大きく広がり、よく目立つのが特徴である。 

また、猛暑に強く、咲くと花持ちがとても良く、5月から10月頃まで咲く。 

ケイトウを含む、セロシア属(Celosia)の植物は、アジア、アフリカ、アメリカの熱帯から亜熱帯に30~60種ほどが分布するが、栽培されるのはこのなかの一種のクリスタータ(C.cristata)やアルゲンテア(C.argentea)とその変種がほとんどである。 

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