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有毒な園芸植物 ニチニチソウ

 ヒャクニチソウを買いにいった時、店員さんに、どこにありますか?と聞くと、ここですと教えてくれたのが、ニチニチソウでした。これは知ってる。ニチニチソウ、私が欲しいのはヒャクニチソウ。
 ニチニチソウとヒャクニチソウは有毒と薬草で大きな違いがあります。
 それでも育てやすいニチニチソウは人気があります。一重で可愛い。最近あまりみなくなりました。
  

ツルニチニチソウ
チューリップやシャガと一緒に
斑入りの葉っぱが明るい
河原で雑草化するツルニチニチソウ

仲間のツルニチニチソウも有毒。薄紫色の花が可愛い、斑入りの葉っぱが明るくていい。

グランドカバー化したヒメツルニチニチソウ

ヒメツルニチニチソウも有毒。グランドカバーの黄色い花が可愛い。斑入りの葉っぱもいい。
 可愛さと明るさと丈夫さにほだされて、花壇に植えました。
 趣味のない父が育てたのがニチニチソウ。帰省すると毎年花を咲かせてうれしかったです。私にとってニチニチソウとは父の花です。

 中村臣市郎先生の投稿です

写真は中村臣市郎先生の記事よりお借りしました

ニチニチソウが有毒とは驚きました

真夏の花であるがニチニチソウは有毒である。
原産は南アフリカ、マダカスカルであるが中国でガンの治療に臨床的に使われたが白血球の減少、その他のかなり副作用がでために現在では使用されていない,

有毒成分はアルカロイドのビンクリスチン、ビンドリンてあった。
細胞毒として作用する。

中村臣市郎FB記事より

ニチニチソウについてウィキより

ニチニチソウ(日々草、学名: Catharanthus roseus)は、キョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草。 

 科 : キョウチクトウ科 Apocynacea

 属 : ニチニチソウ属 Catharanthus 

種 : ニチニチソウ C. roseus 

学名 Catharanthus roseus (L.) G.Don

 和名 ニチニチソウ(日々草) 

 初夏から晩秋まで次々に花が咲くので、「日々草」という。
 キク科のヒャクニチソウとは異なる。

 形態・生態 
 原種は小低木で、匍匐性とされる。 熱帯では多年草であるが、耐寒性のなさから日本など温帯域では一年草として扱われる(晩秋から屋内で人工的に照明と暖かさを絶やさなければ越冬が可能である)。

  葉は長楕円形で、対生する。 

 花は直径3~4cm程度で、花弁は5裂し、色は白、ピンク、赤、赤紫などがあり、中心だけ色が違うものもある。 

ニチニチソウ。写真はウイキよりお借りしました

毒性 

 ニチニチソウには、「ビンカアルカロイド」と総称される、10種以上のアルカロイドが、全草に含まれる。 

 そのうち、ビンクリスチンとビンブラスチンには、細胞分裂阻害作用(チューブリン脱重合による)がある。
 抵抗剤として用いられるが、脱毛などの副作用・毒性があるので、素人の利用は危険。     貪食すると、嘔吐や下痢程度では済まない。 

 症状 - 中枢神経刺激作用、心機能障害、痙攣、筋肉麻痺、嘔吐。

 分布・生育地 

 マダガスカル原産で、熱帯各地で多年草。温帯では春から秋にかけての一年草として広く栽培されている。 

 近縁種 

 ツルニチニチソウ(Vinca major L.) 
 ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草、Vinca minor L.) ツルニチニチソウより小型で、耐寒性がある。学名のビンカ・ミノールの名で呼ばれることが多い。

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