詩吟エッセイ文学『観山亭想』

世界の表徴『観山』。
四方を眺むる景観は、ネパールより観たるエベレストを凌ぐものがある。
雁行づくりの三段の翼。ルームにつづく天窓。
木で出来た便座。天の王城『箱根美術館本館』との一体美。そして、地曵岩。

夏、八重のクチナシの芳香を薫ぜば、天界の態(さま)全身に漲り、竹の間に上がれば、天への扉開かる。

ひとはいさ こころもしらず たましいは

ミクラタナカミ 神のまにまに

人の心はいざ識らず、魂はミクラタナの神様のまにまに導かれ行く。

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