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中学歴史人類誕生2【縄文時代~弥生時代】

こんばんは。前回は旧石器時代を勉強しました。本日は、新石器時代~縄文時代~弥生時代までをまとめたいと思います。あくまでも私自身が納得した内容になっているので、間違いや解釈の違いについてはスルーしてください。

新石器時代

前回、氷河期が終わり、氷が解けて海面が上がる‥というところまできましたね。氷河期は氷で陸地が覆われる時期と、温暖な時期が二つあり、交互に何回か繰り返されるようです。そうして地球全体の環境が大きく変化していきます。
気温が上がることで植物がよく育ち、木の実もたくさん採れるようになります。植物がよく育つと、それを食べる小動物が増え、またそれを食べる大型動物が増え‥そして人類の生活も変化していきます。

新石器時代の暮らし

小動物など、すばしっこい生き物を狩るために、弓矢が発明されました。今までの打製石器ではなく、表面を磨いてより鋭利になった磨製石器の登場です。そして土器を使い、大陸から伝わった稲や麦を炊いて食べることができるようになります。ここから世界は、農耕と牧畜が広まり、定住するようになります。今までは狩猟採集のため、食料を求めて動いて生活してきたので、人類にとってとても大きな変化ですね。これを新石器革命といいます。
この新石器革命により、人口が増加。それをまとめるリーダーが生まれ、組織的な社会となっていきます。そうなると‥争いが‥。

縄文時代

日本です。
氷河期が終わると海面が上昇して日本列島は海に囲まれた島へと変化します。日本列島に人類が到達したのはおそらく中期~後期旧石器時代。ルートは不明‥というかいろいろな説があるようです。沖縄?北海道?対馬?のどれからしい‥。

縄文時代の暮らし

食べ物は木の実、魚、貝、狩りなど。狩猟採集民です。でも海で囲まれた日本列島には、大陸の大型動物は来られなくなったので、代わりにイノシシやシカ、小動物を狩っていました。使用した道具は磨製石器、骨角器が中心で、調理には土器が使用されるように。これでスープや煮物を作ったんですかね。土器は縄文土器です。

縄文時代の農耕と牧畜は?

一部ではすでに農耕や牧畜が始まっていたようだけど、採れる食料が豊富だったことから、まだあまり発達していなかったそうです。

縄文時代で覚えるべきこと

  • 貝塚(ゴミ捨て場)

  • たて穴住居

  • 土偶

弥生時代

弥生時代。縄文時代とどう違うか、しっかりまとめていきましょう。
まず、中国大陸や朝鮮半島から稲作が伝わり、米作りが盛んになります。これは九州から東日本に広がっていきます。それまで狩猟採集民だったので、基本は定住しません。一定の場所で食料を採り続けると、だんだん採れなくなっていきますもんね。それが稲作のおかげで、毎年安定してある程度一定の食料を確保できるようになります。定住しやすくなりました。

身分の差と争い

稲作が広まると食料が安定して確保できるようになります。食料が安定してくると人口が増えます。人口が増えると、もっと農作業をしなければなりません。すると作業を指示するリーダーが生まれてきます。さらに、人口が増えたことで、もっと食料や土地が必要になるので、別の集落(むら)と争い、奪い合っていくことになります。むらは戦いに勝利することでくにへと発展していきます。そしてという特権階級が生まれていくのです。

弥生時代で覚えるべきこと

  • 鉄器、青銅器が中国、朝鮮半島から伝わる。鉄器は工具、武具、農具に使われ、青銅器は祈りの道具に多く使われる。(この頃から豊作を祈る儀式なども行われるように)

  • 縄文土器から弥生土器へ。高温で焼く技術が発達した。縄文土器より薄くて固く、表面が滑らか。

  • 高床倉庫、穴倉。米を保管する。

世界で文明が生まれる

新石器時代に突入して農耕や牧畜が発達すると、世界で文明が生まれます。文明とは何か?次回まとめていきたいと思います。ひとつ言いますと‥日本が縄文時代のころ、オリエントでは文明が生まれどんどん発展し、争いが行われていきます。おお~日本全体的に遅いね~

(´Д`)


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