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2024/9/7 骨折30日目 氷その神秘の世界と生きのびるための事務

生きのびるための事務 坂口恭平著
少し前に読んだ本。
言葉にできなくて、しばらく置いておいたら、
読んだ時に感じたことを忘れてしまい、
さらにそのままになってしまった。

「将来の夢」ではなく、
「将来の現実」を考える。
未来だって、やってくるのは
毎日の24時間。

初めに現在の起床から就寝までの円グラフ(よくある24時間の円グラフ)
を作成。
10年後の円グラフも作る。
10年後、何をしていたらシアワセか、楽しいか考える。
自分が過ごしたいように書く。

現在と10年後の円グラフを見比べる。
どんな1日の時間配分にすればいいか。「やり方」を変える。
起床から一つ一つ見比べる。
時間をかけたいこと、やりたいことをやっている時間を
10年後の円グラフを書いていく。

将来の目標を手帳に書くことはあるけれど、
将来の現実、24時間を書くことで工夫して時間を作ることができる。
現実ととらえることで具体的になり、実現が身近になる。

坂口さんは作家と画家でお金を稼ぐと決めて、行動に移していきます。
この本は具体的に現実にまで落とし込んで考えられるように
書かれています。

”生きてる間にすることは
自分が何が好きなのかを探して、見つかったら、
死ぬまでそれをやり続けるってだけ。
それだけです…人生は。
「どうせ、最後はうまくいく」”

藤井風さんには絶対ジムがいます。
「まぁ、どうせ何とかなります。何があっても。
 どうせうまくいくんです。最後には。」

NHKスペシャル 氷その神秘の世界〜映像詩天塩川〜
番組HPより
北海道を流れる天塩川。冬、凍てつくこの北の川では
神秘的な氷の物語が紡がれる。
生まれた瞬間にはわずか1ミリにも満たない氷のかけらは、
生き物の細胞のように育ち、
そしてときに驚くべき自然の造形美を見せながら、真冬の川を彩る。
やがて集まった氷たちは
100㎞を超える巨大な氷の一本道を生み出す…。

氷=アイヌ語でルプ 溶けるもの
真冬の景色 First Loveを思い出した。
美しいものを見る。ただ見る。心が洗われる。

温暖化が進み、途中、天塩川の氷が溶けてしまった。
生育不十分な鮭が早い時期に海に流されると生きていけない。
幸い数日後に再氷して、流されずに済んだ。
現在、天塩川は平均90日間凍っているが
今世紀末には川は凍らなくなると言われている。

*見たもの
 星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
 NHKスペシャル 氷その神秘の世界 天塩川

*読みもの
 ラブレター いわさきちひろ
 絵のない絵本 アンデルセン著、いわさきちひろ絵 山室静訳

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