ノンフィクションの世界で

ワリエワが絶望なら、かおちゃんは希望。

皮肉混じりだなと思いながら
すごく共感してしまった
花織ちゃんに「希望」という言葉がしっくりきた

そんな出来事はもう半年以上前になります。

ワリエワの新フリーを見たんです
なんて言うのか、すごく難しい気持ちになりました
私にはたとえ一生かけたとしても
このプログラムを読み解くことはできないと思う

衝撃というのかな
本人がこれをやりたかったのならと思うけど
眩しくないです苦しいです

北京オリンピック期間中の騒動、
正直すごく嫌でした。

4年に一度だけ開かれる夢の舞台、
せっかく花織ちゃんが
沢山の試練を乗り越えて掴んだ夢の舞台、

でもこれじゃよく分からないことになってるような気がして、
世間の注目点はそこにあるべきじゃないのに

真相がどうとかそんなこと分からないけど
でも彼女を応援したいという気持ちにはなれない自分がいました

限られた公式練習に大量のマスコミが来て
取材しているのは競技のことではなく騒動のこと、
花織ちゃんや他の選手にもそれ関連の質問が多く寄せられて、ほとんどだったりして、

花織ちゃんは誠実な対応をして
自分のことだけに集中していたけれど

本来は生まれないはずのストレスを与えないでって
心の底から感じていました

出場が決まった時も
複雑というかなんというか、
嫌じゃないけどよかったとも思えない
またこれで大量のマスコミが来て
大量の質問を浴びることになるんだろうな
そんな感覚でした

(誤解を生まないようにいっておきますが
誰かが出なければメダルが獲れるかもなんてことは
一切思っていなかったです。)

そしてあのような結果になったわけでこのフリー、
難しいですほんとに難しい

ただひとつだけ思ったのは
私の心がもっと広くて大きくて
あの時あの演技を応援できていたら
見え方は全く違ったんじゃないのかなということ

彼女を批判したいわけでも
彼女に非があると思っているわけでもないけど

ジャンプに失敗が続いた演技中でも
頑張れという気持ちは湧いてこなくて
あの異様な空気感をだるく感じていた私は

彼女を傷つけた1人だったのかな

ノンフィクションの演技、
リアルで怖いくらいに感じたのは
彼女があの期間感じた恐怖が
リンクに宿っていたからだったのかな

この騒動のこと
初めてSNS上に綴りました

私が言っても誰も信じないかもしれないけど
全スケーターにとって良かったと思える大会が
今季は沢山開催されるといいなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?