終わった後③
嫌いな言葉「自由交渉選手リスト」
本日のお知らせで心臓がきゅってなって、彼がどんな道を選択するのかがすごく気になってしまう。
でも今から他のチームと交渉があるってことは6月まではかかるのかなぁ……
ソワソワな一か月の始まりですね……
ともあれ、気持ちを切り替えて(というより戻して)ハンナリーズの大好きな選手たちを語っていきたいと思います
#31 シェック・ディアロは来年のダンクコンテスト優勝
NBAでプレイした経験を持つCD、ガタイの良いセンターという感じではないがその長い手足を駆使してちょっと危ないパスも全部リングへと収納してくれる頼れる京都のビックマンです。
CDのプレーを見てると高校生の私に「これが走るセンターってやつだよ!!!」って言いたいぐらいの走る走る走る。
CDの速攻を見てるとものすごくすかっとします。爽快感が半端ない!
そんなCDも京都に来た当初はBリーグの笛になれずにほしいファールがもらえないという日々が続きました。
それらにフラストレーションを溜めプレーが荒くなることも多いし、ファールも嵩むこともありました。
まだ若いし熱くなりやすいんだろうなって思ってました。
そんな中アンスポとテクニカルで1試合欠場の試合がありました。個人的にはここからCDの態度というかプレーが変わり始めたなって思い始めました。
変わった環境に反発するのではなく、そこから新たな技術の習得へと動いたのです。
今まではゴール下のレイアップやゴール下のシュートやダンクがほとんどだったのですが、このころからフックシュートがレパートリーに入ってきました。もちろん最初のほうは外れることの方が多かったのですが、だんだんと確率も高くなり終盤ではあえてディフェンスと絡むようなシュートではなくノーチャージングエリアからのふわっとしたシュートを多く選択し、それが新たな得点源となったのです。
もちろんP&Rからのスピードあるダンクも持ち味ですし、CDの引き出しが増えたってことを考えるとCDもシーズンを通して登ったと言えますね。
そして忘れてはいけないCDのバスケ選手としての取り組みであるCD13 Foundationである。彼の故郷のマリに対する支援としてバスケを通じて支援を求めるという活動です。集めた資金はマリの公共に役に立てるという彼の故郷を思う心がこういった活動につながると思うととても素晴らしいことですね。
そしてそれに共感した選手たちが活動を手伝ったというのも京都としては誇らしい所ではあります。
日本ではまだ始まったばかりの活動を京都から広く広がることを楽しみにしてます。
若いチームでの爆発力はCDのダンクとホームの観客をあおるあの姿。
初めてCDがホーム会場を煽った時のあの興奮は今でも忘れません。またビックプレーを決めて浅葱色のホーム会場を熱くわかせてください。
そしてオールスターでのダンクコンテストではどうぞよろしくお願いいたします。
#34 懇切丁寧なザック・モーア
ファン感ではええ声で胸キュンなセリフを言ってくれたザックさん。今シーズンは序盤で腰のコンディション不良で出れる試合は少なかったが、それでも出たときの実直なディフェンスと忠実なスクリーンには誰しもが心を惹かれるものではなかっただろうか。
ザックの丁寧で当たり負けしないディフェンス好きですし、スクリーンアウトもしっかり行ってリバウンドもきっちりととる。
本当にお手本かっていうぐらい綺麗なプレーで、ハングリーさというよりも安定感という感じがしました。
ディフェンスがふわふわしてるときとか、相手がON1の時に京都のディフェンスを安定させるために投入が多かったのでやはりそういった役割を与えられていたのかなって思います。
個人的にはロールプレーに徹底していて自分から得点を狙いに行かなかったのがちょっと残念だなって思ってしまいました。
3Pもアップでは入ってたしそのあたりでもっと強い気持ちを持ってくれてもいいなとは思ってます!(そして写真が無いのでごめんなさい)
#42 子犬系益子拓己
特別指定選手としてやってきた益子くん。
3Pが得意な益子くん。
ベンチでも百面相の益子くん。
満田とこにたんとダッシュの競争をする益子くん。
先輩の小室くんを手玉に取る(?)益子くん。
魔性の男の気配がプンプンとしていて、きっと来シーズンも京都にいることになるのであればきっとたくさんのブースターを虜にすること間違いなしですな!!
益子くんが最初に出たのはたしか1月の渋谷戦かな?いきなり3P決めたのはびっくりしましたし、でもディフェンスはまだ粗削りだなってなってしまうところも可愛いって思ってしまったのでこれはもうやべえってなってました。
でもその後4月の島根戦で速攻をされたときにマッチアップが早く戻れなくてペリンさんについたときはびっくりしました。そしてそこでボロカスにやられてなかったのもまた彼の成長だなって。
オフェンス面では通用する部分はあるけれどディフェンスが……みたいなことを同時期に特別指定選手としてやってきた浅野が語っていました。そこがプロと大学の差なのかなって思ってしまいました。(だからこそディフェンスで活路を見出してる小西はすごいなとも再認識)
慣例では特別指定の選手はそのままプロ契約もしてくれるのですが、益子くんもまた京都でプレーしてくれるかな?してくれるよね?
益子くんはこれからだし、もっともっとうまくなる。プロの技術を盗んで、プロの練習をして、来シーズンのルーキーイヤーで爆発する益子くんを楽しみにしてます!!
目指せ新人王!!
#56 私の原点小室昴大
先日一番最初に自由交渉選手リストに名前が載りました。1年間ずっと見てきたからこの結果はなんとなくわかっていましたが、やっぱり感情的には辛いなって思ってしまいます。
私がハンナリーズの試合を見続けようって思ったきっかけになった試合で一番印象に残っているのが小室くんだからです。
負けが決まっている試合でもコートを縦横無尽に走り回り、ディフェンスに、オフェンスに生き生きとしている姿をみてバスケってやっぱり楽しいんだなって改めて思いました。
一番のきっかけはやっぱり小室くんです。
その時は選手の名前も知らないし、ジョーが出てきた時の歓声がすごいなといううっすらな記憶の中での小室くんです。
どんなプレーをしていたのかは全く覚えていないですが、こう思ったっていう気持ちだけは色あせずにずっと残っています。
どれだけ離れても、私は小室くんの活躍をずっと祈っていますしまた楽しそうにコートを駆け巡る姿を見たいなって思います。
優しく、京都の中でで可愛がられてみんなの輪の中心にいて、そしてガッツのあるプレーで京都の選手を奮い立たせる小室くん。また新たな土地でもそのガッツあるプレーで輝くことを祈ってます!!
#77 おじいちゃんとは呼ばせないエペ・ウドゥ
3月のバイウィーク後に合流したエペさん。今シーズンがBリーグデビューでしたが、けがにより長期間試合に出れず島根との契約解除の後京都へとやってきてくれました。
一言でいうと手がすごい長いプレイ。
ハエ叩きブロックもそうですし、ビックマンのゴール下をおさえるし、パスカットもお手の物。
リバウンドもその長い腕でいつの間にかからめとってたりするので、まさにペイントエリアの番人とも言えるリムプロテクターでした。
最年長(それでも36歳とか)なので自身の事をチームのおじいちゃんって呼んでいたんですが、確かに貫禄はあるし静かに淡々と自分の仕事をこなす姿は熟練の職人のようでした。
彼は京都のバスケに足りないところをうまく埋めてくれる選手でした。
パワータイプのビックマンに対する押し負けへの対策、ペイントエリア(ハイポスト辺り)からのシュート本数と率、CDがいない間のリバウンド等々。
エペさんのディフェンスに何度も助けられました。ここで得点とられたくないっていう場面でのブロックにインサイドにこれ以上入らせないと言わんばかりの鉄壁のポストディフェンス、更に言うなら頭が良いのでパスもどこに来るのかわかってるんでしょうね、スティールも多かったです。
リズムを引き寄せるプレーにつながるものが多く、彼が活躍するとチームも波に乗ってるっていう感じがしましたね~!
よく実況はエペさんとCDを間違えてましたけど私はもうほとんど間違いませんでしたよ!
読書家で博識なエペさん。たった数ヶ月では京都は堪能できないでしょう。だからまた秋に京都に来てください。次は真っ赤な紅葉がエペさんの感性を刺激してくれるでしょう!!!
推しを語るには時間が欲しい
これで推し以外の選手を語るのは終わります。
本当に一年間ありがとうございます。ハンナリーズが大好きになったのは紛れもなく選手たちのおかげです。
選手たちのエネルギッシュなプレーに惹かれて、ブースターもどんどん増え、新規来場者からコアなブースターになる。
私もその道をたどってきました。
まだ新参者の私ですが、昔からのブースターさんたちはあたたかく見守ってくれてますし、私がめっちゃ声上げて応援しても一緒になって応援してくれる。
本当にあたたかい人たちに囲まれて私は幸せです。
最後にとっておきで置いておいた久保田は本日自由交渉選手リストに公開され彼の市場価値を確認するというタイミングに来ています。
まだまだ彼について語ることはたくさんあるので別記事で語ります。
多分どのぐらいの熱量になるのかわからないし、きっと支離滅裂な文章になると思います。(今でも支離滅裂っていう突っ込みはなしで)
自分の中でも整理をするので少しお時間いただくかもしれませんが必ず書きます。書かないと後悔しそうなので。
後悔しないように推していたはずなのにやっぱり寂しいって感じるのはしょうがないよね。
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