専業主婦におすすめ、ポメラで親指シフト入力
今日は「テストライティング」の〆切でした。
文章のほとんどを昨日までに入力し終わっていたので、今日は体裁を整えて提出するだけ、だったのです。
が、予想以上に時間がかかってしまいました。
編集したり、zipファイルにしたり、初めての操作が多くて戸惑ったのもあります。
それはなんともないのです。
1番のストレスがキーボードでした。
もう〜、
遅い!
誤打ちが多い!
打っては削除、打っては削除
やっとられん!
というのも、私、親指シフト入力なのです。
親指シフトとは、日本語を話すように入力できるという入力方法。
1980年に富士通が開発して、じんわりと支持され続けているものなんです。
1番の利点は1文字一打鍵というところ。
フリック入力と感覚は同じですね。
ふりっく
と打つとき、
ローマ字入力では、
f
u
r
i
k
k
u
と7タッチです。
スマホで、フリック入力する時は
ふ、
り、
つ、
小、
く
と5タッチですね。
親指シフトは
ふ、
り、
っ、
く
と4タッチで入力します。
キーボードにひらがな全部決められた場所があるのです。
ただし、一般のJISキーボードの配列とは異なります。
あのキーボードにプリントしてあるひらがなの位置で入力したことがあるという人はわかりますよね?
遠いのです。
1番上の列が。
ホームポジションから届かないのです。
ローマ字で打つとき2や3などの数字の列にひらがなが配置されています。
数字もキーボードを見ずにスラスラ打てる、という人はそのひらがな入力できます。
おすすめです。
親指シフトでは、その位置にはひらがなは配置されていません。
全部ホームポジションから届くところに、つまり、下3段に集約されています。
ひらがな51音を規定のキーボードにはめ込むために、親指と同時に打つという手法が編み出されました。
ローマ字のDをただ打つと、「し」です。
右手の親指と同時に打つと「じ」
左の親指と同時なら「な」が打てます。
一つのキーで3文字を打ち分けます。
ここまで、読んでくじけますか?
ひらがな全部の位置を覚えるのは、大変です。
ローマ字なら15個覚えればいいですもんね。
母音と子音と。
習得するのはローマ字の方が断然速いと思いますよ。
でも、フリック入力に慣れてみたら、ひらがなで打てるって楽だと思いませんか?
そして、けっこう速い。
スマホは予測変換でバリバリ漢字が出てくるから、全部打つ必要もないですしね。
わたしって打つのと
watasiって打つのと比べてみてください。
ローマ字入力は脳に負荷をかけています。
きょう、チェック
とローマ字で打ってみます。
kyou、tyekku
えーと、多い…
親指シフトでは、小字にもキーが割り当てられているので、ひとかな、一打鍵なのです。
覚えるのはすごく時間がかかります。
でも、時間だけはたっぷりある専業主婦です。
練習さえすれば、ちゃんと身につきます。
速いか、どうか。
それはどっちでもいいです。
速い方がいいですが。
親指シフトを覚えると日本語をひらがなで打っているという感覚があります。
いったん、ローマ字に変換して、また漢字に変換してって、どれだけ負荷をかけるのか。かわいそう、わたしの脳。
もちろん、ローマ字も打ちます。
自分の以外のパソコンでは必要です。
ですが、一文字に2打鍵するって、ほんと気持ち悪いですよ。
親指シフトはフリックと同じ、というと1番ピンとくるのではないでしょうか?
フリック、めっちゃ速いって人いますよね?
ひらがなをそのまま打てるのが、親指シフト入力の利点なのです。
で、ライティングテストでパソコン作業がはかどらない件に戻ります。
普段、親指シフトで入力するのはポメラです。
これまた文具のキングジムが出している、テキスト入力に特化したマシンでして、昔のワープロと思ってください。
ポメラのキーボードはキーの間隔が短くて、小さい手の持ち主にはとても打ちやすいです。
同時打鍵のセンサーも敏感で、親指シフトにはピッタリ。
だけど、編集作業はポメラではできません。
古い富士通のパソコンを持ち出してガチャガチャしなければなりません。
このキーボードがほんと打ちにくいったらありゃしない!
ああ〜、ストレス。
小さなポメラがあるから、あと私に必要なのは、大きな画面のパソコンだけ。
ローガンにも優しい、大型モニターのパソコン買いたいなあ。
ちょっとメルカリ行ってきます!
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