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Macにして映画を観てあらすじ書くの楽になった

ライティング修行に、映画のあらすじを書いている。2時間以上なら2000字程度に要約する。アマプラの無料の中から、おもしろそうと思ったものをピックアップするのだが、途中で挫折しそうになる作品もある。

あらすじを書くという目的があるとなんとか最後まで観られる。とにかくストーリーが陳腐だとか、整合性が無いとか感想は必要ないのだ。

画面の向こうで起こったことを言葉にしていけばいい。

単調なようだが、同じような言い回しにならないように気をつけなければならない。

また、文字数の制約があるので、シンプルかつ正確に表現するのにも工夫がいる。

全部の出来事を書き出していたら、ものすごい文字数になるので、枝葉の部分を思い切ってカットする判断もいる。

工夫された演出や、迫真の演技も説明すると文字数がやたら増えるので、流している。

あらすじというのは、映画の醍醐味には触れることができない。

最近、ミュージカル風の映画を続けて観た。気持ちを歌で表したり、華麗なステップのダンスをしたり、1番見応えがあるところは、「彼女は悲しんだ」とか「2人は一緒に踊った」とあっさり書くしかない。

映画の中でたくさん時間をかけている部分をスパッと切り捨てるのは心苦しいが、あらすじには必要ないので仕方がない。

Macを買う前は、iPadで映画を観ながら、ポメラで文章にしていた。古いパソコンはキーボードの反応がイマイチで入力装置としては使えないヤツだったからだ。

ポメラは小さくてキーボードのサイズが私の小さい手に合っていて、打感もキーのストロークもすごく気に入っていた。

テキストを入力するしかできないシンプルな機能性も潔いと思っていた。

ところがMacが来たら、ポメラは出番がなくなってしまった。

21インチの画面は大きくて観やすい。映画の再生ウインドウと入力用のウインドウを並べても余りある。

親指シフト入力なので、Macの純正キーボードではなく、ロジクールを選んだのだが、ポメラよりも入力しやすくて困ってしまう。いや、助かるけどポメラがお蔵入りになりそうで、胸が痛む。

親指シフトのエミュレータもMac用がとても使いやすい。BSがちゃんとバックスペース機能のままなのが、とてもとてもありがたい。

Macにしてから、あらすじ入力は明らかに早くなった。一つの画面に動画とテキスト入力が納まって、視線の移動が最低限で済むし、パソコン内でテキストを移動する手順もぐっと簡略化された。

厳選したキーボードも小さくて打ちやすい。

Macにして、作業がすごく早くなったんだけど、悲しくもある。今まで愛用してきたポメラが日の目を見なくなる。

だけど、明日も映画をMacで観て、同じ画面でテキストを入力するだろう。やれやれ早くなったぞと自己満足しながら。ごめんね。ポメラちゃん。

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