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飛行機に乗って旅に出た記録

高速バスで、福岡空港国内線到着。
バスの中ではライティングのお仕事をせっせと進めた。クライアントさんは〆切はないのだが、提出の間が空くと「どうしてますか〜」的なメッセージが来る。
たまたま今日の早朝にそれが来たのでプレッシャーを感じて空港に着いてからもせっせとポメラに打ち込んだ。

LCCは90分前からチェックイン。あと10分あるので、ラウンジへ。ビールをもらってライティングの続きを書く。静かなラウンジの中でテレビ会議を始めた輩がいて、みんなで睨みつける。しかし本人は一向に気が付かない。

搭乗1時間前になったので、チェックインに向かった。機械でサクッとできるがその後の手荷物預かりで、15分ほど並ぶ。
JALは自動手荷物受託システムがあり、人気ない。やっぱり乗るならJALだ。

保安検査場通過にまた15分かかった。これはJALも関係ない。みんな並ぶ。どうにかならないものか。

ぷらぷらと搭乗に向かうと座る間もなく機内へご案内された。ということは1時間前に空港に着いたら、息つく暇もないということだ。気をつけよう。

機内は快適。騒ぐ子供はいない。粛々と飛行機は進む。窓際の席で下界を眺めてご満悦。

続きを打たなければ、とポメラを開いた途端に記憶がなくなる。気がついたら、秋田上空だった。雲は多いがところどころ白い地上が見えた。どこもかしこも雪だらけ。

やがて目的地の新千歳空港に到着。やっぱりLCC、荷物が出るまで30分立ったまま待たされた。誰も文句言わない。大人しく待っている。サービスは安くないてことをみんな知っているんだ。

空港内のホテルにチェックイン。空腹が限界で、ラーメン道場に直行して白樺山荘になだれ込んだ。中ジョッキと味噌ラーメンミニでやっと人心地がついた。

宿泊者は無料の新千歳温泉空港へ。入浴料1800円とは!何回入っても無料とは!露天風呂に行くと、晴れ間が出ていて空が美しい。眩しい夕日も差し込んでいた。これはついてる。

同行者が到着した。まずはお目当ての立ち食い寿司に行く。下見した時はずいぶん並んでいたが、タイミングよくすんなり入れた。大好物のホッキ、帆立、白つぶ貝、ウニを堪能してごちそうさま。出る時にはまた行列ができていた。

ピントはどこに

4カンくらいでは腹の足しにもならない。同行者の熱望でまた白樺山荘へ。本日2回目のミニラーメン。そして、中ジョッキ。今度こそごちそうさま。

部屋で飲むビールを探して、新千歳を右往左往して、やっと端っこのローソンで地元ビールをゲット。今、ホテルの部屋でひとりゆっくり飲んでいる。

空港は人でいっぱい。みんな分厚いコートを着込んで、大きなスーツケースを抱えている。Tシャツジャージの風呂上がりスタイルで歩いている人など1人もいない。違和感あるだろうなあとひとりごちて、帰って来たのだった。

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