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マスクは自己判断となった初日に飲みに行って感じたこと

通い慣れた餃子屋のハッピーアワー目当てに飲みに行く。

先月と明らかに違う客の入り。

少し前までは、ガラガラでいつでもウェルカムだった店内が、入った瞬間熱気ムンムンでひるんでしまった。

ダンナが仕事で街に出ると言うので、餃子屋で一杯引っ掛けて安上がりに帰ろうと待ち合わせした。

先に到着し、隅のカウンター席を確保した。1分で続々と若いグループが入店して来て、満席となった。少しでも遅ければ、席にあぶれ街をさまようことになっただろう。

これは、どういう現象だ?

飲食業界は元に戻ったのか?

月曜の17時に満席になる居酒屋とは何なんだ?

確かに18:30までハッピーアワーで、ビール250円(税別)餃子125円(税別)というサービス満点の店ではある。

それでも先月までは余裕で入れたし、こんなに密を感じることもなかった。

今日からマスクは自己判断で着用していい、というその日である。この基準を示しただけで、ハッピーアワーの店が超満員になる。

明らかに政策の効果が出ている。本当に驚いた。

若いグループがほとんどで、大学生主体というのは分かった。世間では仕送り額が過去最低で、バイトに明け暮れて苦学している、なんて報道されているが、大袈裟な作ったニュースなんだなと実感した。

もちろん、そういう学生はいる。間違いなく。だけど、夕方の17時前から仲間と飲みに出ている大学生がいるのも事実。

ちょっと厳しい境遇の学生にクローズアップして、さも現代の若者は苦労していると一般化しようとするニュースが大嫌いだ。

こんなに厳しい環境で頑張っている。現代の若者は大変なんだ。この子達に比べたら恵まれている。そういう共感性?みたいな作った番組に庶民は洗脳される。

テレビでヨードチンキがコロナに効くと言われたら、一斉に薬局に行って買い占める愚かな大衆を産み出している。

案外、若者は授業でメディアリテラシーというものを学んでいて、マスコミの報道には一歩引いた見方をする傾向がある。

問題は中高年。

「テレビで言ってたんですよ?」と信仰にどっぷりハマった弁解をする。

今や、回転寿司で狼藉を働く輩のニュースソースはSNSで、テレビはそこから垂れ流しという事実を説明するのも一仕事だ。

SNSと言えば、誰もがあおるからかなんなのか、公共の場で悪さを発見した!と得意顔に投稿している奴らにもうんざりする。そんなの見たくない。大嫌いだ。クリックした覚えもないのに次々とおすすめに出てくる。いよいよアカウントを削除しようかと思い始めたところだ。

回転寿司業界の苦境には、同情するがSNSを野放しにしている状況にも苦言を呈したい。品位のない媒体は淘汰されていくと思うのだが、みなさんいかが思われます?

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