チーム如月問題続編 〜ある社の人間模様8〜

先日のトラブルは、昨日につつがなく手打ちが行われた。我々の暗躍を知ってか知らぬか、とにかく、なんとかなった。このことについてはもう忘れよう。

次なる問題は、チーム如月の活用問題である。

昨日、午後にしんちゃんと打ち合わせて、オブザーバーという立場はP腹さんが軟化したので、却下。プレイヤーとしては、士気に温度差がある、ので、同じことを、同じように学んで、同じように実施できるかどうかには難がある。そして、フリーライダーのような方もいるので、チームそのものに亀裂がある、という問題。

しんちゃんは理想家なので「面白い、と思って積極的に参加し、意見や工夫を述べてくれる人でない者を無理に参加させても意味はない」という。

未熟者は一時期風間くんと同意見で、「そうは言っても皆がやっているものをやらない人がいては全体のパフォーマンスが下がるので、なんとか介入して、自立できるまで指導しよう」という立場だった。

しかし、しんちゃんの意見を聞いて、確かに思い直した。

今5人で回しているプロジェクトを、一年ごとに見直す期間を定める。

12月末に、来期1年のプロジェクトに「面白い、と思って積極的に参加し、意見や工夫を述べてくれる人」を募る。最小催行人数は2名。未熟者としんちゃんだ。

1月〜3月が見直し、改良期間。

誰も手を上げなければ、未熟者としんちゃんの2人で今までやってきたことの中からやれることを拾い上げて、新たなプロジェクトを考案し、実行する。

5人手を上げれば、今まで通り。時に、休みたい人もあるだろうから、上川さんや風間くん、飯山の参加は出入り自由としておく。

で、チーム如月の6人だが、この人たちにも同様に「面白い、と思って積極的に参加し、意見や工夫を述べてくれる人」を募る。その上で参加してくれたら、プロジェクトの中のいちモジュールの考案と実施をお願いする。それだけの士気があるなら、我々がやってきたことをモジュールを動かしながら自ら学び、全体を理解した上で自立することは可能だろう。

このように組み替えることで、フリーライダー問題を解決し、積極的な人を残し、士気を維持する。『キングダム』や『300(スリーハンドレッド)」ではないが、いやいややっている大軍よりも、士気の高い少数精鋭の方が成果を上げられるのではないか。

問題は、最小催行人数2人でできることを考えることと、その案を羅さんに納得させることだ。これは案外難しいが、ダメ元でやるしかない。

上のことになると本当につまらない話ばかりだ。

昔、お世話になった方が、脳梗塞で倒れ、入院中だという。もう復帰は無理なのではないか、と一報が入った。切ない。

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