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「不動産投資検討 プロセスその3」/投資対効果&リスクのあら見積もりから、リスクとリターンに鑑みペンディングにしました。

これまでの検討

これまでの検討については、以下の記事をご覧ください。

あらまし

近隣の新築マンションへの不動産投資の検討を着手し、投資対効果のあら見積もりを行うとともに、モデルルーム見学と面談を行い、相手先不動産業者からの対応及び感触が出そろいました。

そのプロセス1、2で記しましたが、
・ローン設定期間が私の年齢から通常の半分程度の短期間になること、
・その条件で金利が自宅用に比べかなり高くなりそうなこと
・自己資金の少なさ(max40%程度)から賃貸料を大きく上回るローン返済となること
・投資対効果を見積もるとネットでは、不動産価格を維持すれば10年で投資額の30-40%程度にはなること
・不動産価格は、読めないものの上昇が期待できること
という期待込みの見積もりがありました。

考察と結論

しかし、不動産業者から出てきたローン金利は2.8%という初手にしても高過ぎるものでした。
これを1.7%まで下げる努力をする価値があるか、という点がポイントではあります。
こうしますと、不動産価格が上がるかどうかという点が最も重要な判断ポイントになってくるように私は思いました。

という状況の中で、
結論としては、
不動産の値上がり益を見込めるかどうかがポイントと言うことは、そもそも狙いの不動産投資の形ではないのではないか、ということが私の中では大金を投じるのにやはり納得できるレベルではないということでした。

そういう意味では、値上がり益もある程度見込めるリートへの投資の方が手軽だし、配当も4%以上は見込めます。余計なことを考える手間は大きく省けます。
おまけにNISAを使えます。この点は大きなメリットです。
やはり当面、これはという良い物件が出てくるまでは、
株若しくはリートでの資金運用を回していく、というのが合理的と判断しました。

従いまして、ここまで検討した物件については、不動産値上がり益的に魅力はあるものの、現段階でその大きな賭けをするのに大金を投じる判断はできない、ペンディングとする、というのが結論です。

追伸

ただ、不動産業者の対応も、やはり私のような条件では、やはりどこか得意先ではない消極的な対応でした。
これは、もちろんリスクとリターンを冷静に読むとき、私自身も冷静に捉えるべき情報の一つです。しかし、足元を見られたな、という屈辱の思いも同時にわきました。
これに懲りず、見返してやるためにも必ず成功させてやろうとの思いは胸に刻んでいるつもりです。

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