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「一技術者が仕事の意義について考えてきた一側面 (10)結び/定年講演

さて、これで結びとなりますが、

人間が神でない以上、不作為のものを含め私自身数々の悪事を犯してきた罪人と思います。衷心よりお詫びさせていただきます。

私が、神を否定することができず幾分かでも神(或いは仏)を信じている以上、多少の善事も成してきたと思います。また、多少の善事を成したとすれば周りの皆さんの支えによってにほかなりません。

ありがとうございました。

そして何より、組織統制上のこととは言え、私のような不徳のものの言葉に誠心誠意対応してくださいました部下の皆さんに心より感謝いたします。皆さんの道行きの幸をお祈りしております。

「後に続く者あるを信じることのできる者は仕合せである」、、これは危機の時の、ある日本人の言葉です。

あの世はあるのか?それは信じる限りにおいてある。あの世を信じることで世俗的にも道徳的にも豊かになれるのであればあの世を信じる、ということです。

死の瞬間に皆さんとあの世で再会、盃を酌み交わすことができると信じてその時を迎えたいと思っています。

(もし、私と二度と会いたくないという方は、信じなければ会いませんので大丈夫です。ご安心ください)

妄言多謝です。どうもありがとうございました。

=========終わり=================

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