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「FRB関係者のタカ派発言続くとの報道多し、ゴールドマンも同様発言。6/21,22のパウエル議会証言はかなりサプライズなタカ派発言がでるのでは」/こういう情報が今日の日経平均午後場の下げに繋がったのではないか

インフレ継続と利上げ継続のタカ派発言

先週末6/16までの相場は極めて堅調でした。FRBはタカ派だったのにもかかわらず市場はかえってそれを打ち消すように堅調を維持しました。
国際金融スジは、FRBを舐めている風にも感じられますし、事実そういう報道も目立ちます。
しかし、FRBサイドはその後ブラックアウト期間に言えなかったことを取り戻すようにタカ派発言を連発しているようです。下記の記事がその代表かと思います。

また、同様の発言が国際金融スジからも聞こえて来ています(下記)。

こういうことは、6月のFOMC以前より本コラムで繰り返し述べてきましたが、やはり米欧のインフレ圧力と言うものが国際金融スジのかなりの部分が理解するより強く長いものであると想定されるということなのだろうと思います。
そういう意図を私も述べたかったわけです。

本日6/19(月)の日本市場

本日6/19(月)の日本市場ですが、日経平均は下げから始まりましたが午前中比較的落ち着いた値動きとなり、午前終値はプラスとなりました。
しかし、午後の市場は大きく下落に転じて結局300円余り下げて終わりました。
これはおそらくは、上記したようなFRB要人の発言のニュースなどが投資家に浸透したことによると考えられます。
米国もダウはここのところ比較的落ち着いた動きでしたが、ナスダックなどは日経平均と同様4,5月と相当上げて来ています。FOMC

日経やナスダックは少し上げピッチが速すぎると言うことはあります。

カウンターパンチがあるのではないか?6/21,22のパウエル議長議会証言

そういう中で、FOMC時のタカ派発言を無視するかのように、相場が上げ続けていることはやはりFRBの神経を逆なでするようなところがあるのではないでしょうか。
おそらく6/21,22のパウエル議長の議会証言はかなり踏み込んだタカ派発言が出てくる可能性が有ります。
今週後半は、今年の金融情勢に対する、一つの見どころだと思います。

個人投資家の皆さん、どうかお見逃しなく、そして賢明に行動しましょう。


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