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「中共新体制に市場が『No』」/国際金融スジがいよいよ習近平に最後通牒か

今日10/24China株が暴落した。
通常先週末のニューヨークの高騰を反映して、東京をはじめアジア株は上昇傾向をたどるのであるが、本日のChina市場は大きく下落した。
下記日経の記事を参照いただきたい。

昨日、本欄で指摘したように、習近平独裁体制が今般の中共党大会で徹底的に強化された。

その新体制では、経済通が失脚し、習近平の金魚の糞ばかりが中央要席を占めることになったことで、ついに国際金融スジも習近平を見放したということが、本日のChina市場暴落の実態なのかもしれない。

今回、中共指導部に女性がゼロになったとの記事も目にしており、昨今のリベラルな国際金融スジからすれば、このことが習近平新体制を象徴的に表して、忌避している面もあるのではないかという気がした。

ただ、このことは以前から言われてきていたことではある。しかし、あまりにも今回の新体制は、ひどかったということかもしれない。China市場崩壊が加速度的に早まる可能性が出て来ている。

昨日論じた尖閣、台湾の危機も非常に厳しいタイミングに来ているのかもしれない。

日本は、第一に早急に安全保障体制の構築を急がなければならない。そして次にこの円安も味方につけて、国内の製造業のサプライチェーン網を再構築し、安全保障と経済を両輪として、日本の再生を加速して進めなければならない。

Chinaが経済ともどもシュリンクしようとしつつある、この現今、国際間はいつも競争であることを踏まえれば、日本にとって大きなチャンスが到来していると言え、ピンチの中にチャンスを見出して、本当の意味での日本再生を成し遂げていかなければならないし、まさに時の勢いを得るべきときであろうと思う。


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