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「JPモルガンCEOダイモン氏の警鐘には耳を傾ける価値あり」/ソフトランディングできる可能性は思ったより低い、株式のバリュエーションが上限に達してる中でスタグフレーションリスクが現実化すれば、、、

Forbes記事「JPモルガンCEO、米経済の軟着陸シナリオに警鐘 金利8%の可能性も」

この記事中、
ダイモンJPモルガンCEOは、「ソフトランディング(軟着陸)する確率は70〜80%というコンセンサスよりも「かなり低い」」と言い、
「景気後退とインフレが同時進行するスタグフレーションの懸念と併せて、ダイモンは金利が「8%あるいはそれ以上」にまで上がる可能性があると警告」している。

そして、
「高水準の金利のシナリオが現実のものとなった場合、株式投資家と債券投資家に壊滅的な影響を及ぼす可能性についても警鐘を鳴らし、株式のバリュエーションはすでに「上限」に達しており、信用状況は「極めて厳しい」と指摘した」
ということです。

株式のバリュエーションはすでに上限に達している

ここに、改めて米国株式のバリュエーションがすでに上限に達しているという認識の部分は、やはり非常に重要だと思います。
バフェット指数が180%を超えるレベルに達しているということはすでに本欄でも記事にしました。すでに上限でしょう。
そして、当該記事で私は、日本株についてもバフェット指数が160%を超えていることも記しました。

もちろん、多少は現在レベルより相場が上がることもあるでしょうが、かなりリスクの高い頂点に近いレベルに来ていると理解して良いと私は思っています。

高いリスクの中での運用、難しさの中にある

そういった高いリスクの中にあるという認識のもとで、現在の資産運用環境はやはり難しいところにきていると思います。

ただ、重要なことはそういうことを認識して運用するということだと思います。
ここはある意味、運用の腕を問われる非常に重要な局面にあるということだと思います。





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