「仮想通貨陣営は徐々に主流派国際金融スジに取り込まれていく」/ブラックロックがビットコインETFを米証券取引委員会に申請
仮想通貨に新たな動き
が出て来ているようです。
以前から本コラムでは、仮想通貨はしばらくネガティブだろうと言ってきました。もちろんそれには理由があり、金融引き締め局面で金融主流でない目に触るバブルはつぶしておきたいという当局の思惑があるだろうということも言ってきました。つまり国際金融スジの権力闘争の面があると。
米国が上下院のねじれ状態で、仮想通貨に関する法規制がすぐにはできにくいのでしょう、近々で新たな動きが出て来ています。
上記の記事は、国際金融スジ主流のブラックロックが、仮想通貨最大手のビットコインの現物に投資する上場投資信託(ETF)を米証券取引委員会に申請したという報道で、資産運用大手ブラックロックの計画に支援されていることで3日連続でビットコインが続伸したという記事です。
冒頭に書いた筋立てでいうと、
いよいよ国際金融スジ主流派が仮想通貨を取り込み始めた、
ということになるのではないでしょうか。
これまで本コラムでも、再三に渡り、仮想通貨はまだ破綻、下落をつづけるのではないかと言ってきました。
しかし、ここに来て、国際金融スジ主流派のブラックロックが仮想通貨最大手のビットコインを支援するという事態が発生してきているというわけです。
仮想通貨情勢が変わる兆し
いよいよ仮想通貨のくずれも収束に向かい始める兆しなのかもしれません。
こういう記事は、ピンとくる人にはピンとくるもので、私と同じ理解をした方々も多いかもしれません。
ただ、仮想通貨最大手のビットコインに関する記事であり、もともとほかの仮想通貨は潰れてもビットコインだけは残るだろうと言われていたビットコインです。その他有象無象の仮想通貨についてはまだまだリスクが相当高いかもしれませんので要注意と言っておきます。
しかし、さすがと言えば、さすがビットコイン、というところでしょう。
今後の仮想通貨を取り巻く情勢については、よくよく注意して見ていく必要がありそうです。
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