「米就業者数予想を大幅に上回る。利上げ可能性強まり、利下げ可能性遠のく」/株式市場は当面軟調でいきそう
米就業者数大幅に予想を上回る
10/6朝(米現地時間)発表の9月の米就業者数であるが、予想を大きく上回る33.6万人増だったとのこと。
また、7月の伸びは23万6000人に、8月は22万7000人にそれぞれ上方修正されたとのことで、この数字は一連で見ても相当強い数字と思われます。
FRBはタカ派色を強めるか
この結果は、本コラムの別記事でも引用したようにFRBメンバーのタカ派色を強めることになりそうです。
11月のFOMCの利上げ予想の可能性を一気に高めるデータのように見えます。また、金融政策の引き締め局面の後ろ倒しも誘発していくものでもあるでしょう。
量的引き締め(QT)も続く中、当面株式市場は軟調では
本コラムの本日の記事に書きました筋立ての蓋然性が増した情勢になってきていると思います。
FRBの量的引き締め(QT)が続く中で、年内追加利上げの可能性が高まり金融政策の引き締め継続後ろ倒しの可能性も高まれば、株式市場は当面は軟調に推移する可能性が濃くなってきます。
本日これからのニューヨークの市場がどうなっていくか、その流れを引き継いで来週の日米欧の市場の動きがどう推移していくか、に注目が高まります。
また、早々にも情勢に関する記事を出していきたいと思っています。
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