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「米よりインフレ気味のメキシコ、利上げ0.50%予想を上回り」/世界的なインフレ、デフレは終わったのだろう

米国に安価な労働力を提供し続けてきているメキシコ、このメキシコもインフレがなかなか下がらず苦労しているようです。
米国より、そのインフレ率が高く下がってこないということで、9月に付けたピーク8.7%に対し、12月7.82%、1月は逆に7.91%とぶり返したような上昇を見せたということです。

そして、実に公定利率が11.0%と過去最高になったということです。
投機筋などは、ペソ買いに走っていてペソ高がおきているという、なんとも昔のメキシコペソの状況をたびたび見てきた人たちにとってはすごいことが起きているという感じがするのでしょう。

記事に詳しくは出ていませんが、メキシコでも雇用がひっ迫しているのだとすれば、やはりこれは本物のインフレで世界的にデフレが終わったことを象徴しているような気がします。

通常は、日米欧くらいの通貨をウオッチするのが関の山ですが、こういう第三国の通貨の状況もみていくことでインフレの世界史的意味などを考えることができるかもしれません。


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