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「マスメディアを見ているとわからない日本の財政状況:財政は逼迫していない!『来年度予算「借金漬け」のウソ 海外と異なる日本の国債制度、各部の数字にも疑問…財政危機を煽るのはおかしい』(高橋洋一、zakzakby夕刊フジ)をご覧ください」

日本の政府財政はマスメディア報道を見ていてもわからない

来年度政府予算案112.1兆円、国債費27兆円などと政府財政の危機を煽るようなメスメディアの記事が踊る年末でした。

そして、2番目の記事にあるような、日銀の金融政策正常化を見越して、国債想定金利を1.1%から1.9%へ変えた予算案になっていることから、これから益々その金利負担が嫌が応にも増すことをも国民に知らしめ、増税の已む無きに観念させようという財務省の魂胆にお追従するようなメディアの醜い心性があからさまに出ている、と思うのは私だけでしょうか?

まったくけしからん報道だと思います。

元財務省官僚でもあった高橋洋一さんの記事に通じておこう!

この日本の財政に関する情勢については、元財務官僚でもある高橋洋一さんの発信記事をウオッチしておくのが最も適切な情報が得られます。

https://twitter.com/YoichiTakahashi/photo

上記の来年度予算に関しても、最近下記記事を発信されています。

実質国債発行額は半分!

この中で、高橋さんは、日本の財政の特殊性として、他国にはない「60年償還ルール」を挙げています。これが毎年予算に支出として組み込まれるため、24年度予算では16・9兆円もの額が積まれることになっています。
ですので、「実質的な国債発行額は34・9兆円ではなく18・0兆円にすぎない」というわけで借金漬けではない、と言っています。

国債利払い費も半分!

さらに、高橋さんは、先に挙げた日経の2番目に記事で、日銀の金融政策正常化を見込んで国債の利払い利率を1.1%から1.9%にしている点についても、「金利を想定し過大に予算計上」する慣習によるものであり、これが1.9%にはなりっこなく、せいぜい1.1%であり、昨年見積りで十分、との意を記しています。

税収も経済成長で「3・3%(2・3兆円)増の71・7兆円」!

そして高橋さんは、税収についても名目経済成長の3.0%を見込むと、「3・3%(2・3兆円)増の71・7兆円」となるとしており、

結論!、「財政赤字は15兆円程度、基礎的財政収支赤字は5兆円程度にすぎない。」

「財務省が公表している「予算フレーム」で見てみよう。歳出のうち一般歳出は67・3兆円(前年度当初比5・4兆円減)、地方交付税交付金等17・8兆円(同1・4兆円増)、国債費27・0兆円(同1・7兆円増)で計112・1兆円(同2・3兆円減)だ。
歳入のうち税収が69・6兆円(同0・2兆円増)、その他収入7・5兆円(同1・8兆円減)、公債金34・9兆円(同0・7兆円減)となっている。」
というのは、実質で、

財政赤字は15兆円程度、基礎的財政収支赤字は5兆円程度にすぎない。あまり財政危機を煽(あお)らないほうがいい。」
と結論しています。

国民はこれまで、財務省発信情報に追従するマスメディアにいいように騙されてきたのです。

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